■2024年1月16日

摂津市立三宅柳田小学校

講師:松澤良治(総務局総務部)、水野大輔(コンプライアンス局広報部)
 参加者:小学5年生70人
きょうの出張授業先は、摂津市の三宅柳田小学校です。


まずは、「ニュースが放送されるまで」の流れについて説明します。

報道記者、カメラマン、カメラアシスタントがワンクルーとなり、
現場を取材します。
記者が書いた原稿、カメラマンが撮った映像は、
本社に送られ、デスクや編集担当者によって、
1分や1分半などの「尺」のニュースになっていきます。
そして、アナウンサーが読み合わせ、
普段、皆さんが見ているニュースとして放送されます。

1本のニュースに多くの人が関わり、
何重にもチェックしていることを知ってもらいました。
続いては、代表の児童4人が、アナウンサー体験に臨みました。
みんな、とてもハキハキと、わかりやすく読んでくれました!


次に、松澤講師による「報道カメラマンと海外特派員の仕事」についての授業です。

多くの被災地や紛争地でカメラを回してきた松澤講師。
交通機関もない現場に「入る」ことの難しさを話す一方、
「現場に行かないと何が起きているかわからない。
 何が起きているか伝えないと、誰も知らないままで、
 救いの手が差し伸べられることもない。
 だから、現場に行くんです」という報道の使命を、体験とともに語りました。
児童の皆さん、先生方、長時間お付き合いくださいまして、
誠にありがとうございました。


12年前から授業を行なってきた松澤講師。
今回がのべ100校目となりました。
これからも、迫力ある話を聞かせてくれるでしょう。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。