■2023年12月14日

吹田市立山田第三小学校

講師:清水伸浩(総合編成局オートノミーセンター)、松井孝文(コンプライアンス局広報部)
 参加者:小学5年生42人
きょうの出張授業先は、吹田市立山田第三小学校。

先日伺った山田第五小学校のご近所です。
もちろん、きょうも、らいよん号に乗ってきました。

最初の授業は、
「ニュースが放送されるまで」についてです。

【講師】「最近、気になったニュースは何ですか?」
【児童たち】「大谷翔平!」「岸田総理!」

なんと、資料として用意した最新のニュース画像、
トップが「ロサンゼルス・ドジャースへの入団が決まった大谷翔平選手」、
次が「安倍派議員の裏金疑惑で揺れる岸田内閣」
でした!

そして、報道記者やカメラマン、編集担当者たちが登場するVTRを見てもらい、
ひとつのニュースに多くの人が関わり、
間違いがないか、何度もチェックしているという流れを知ってもらいました。
また、記者やカメラマンは、必ず現場を取材して、事実を確認し、
それを正確に発信していることも説明しました。

続いては、
アナウンサー体験、実際に放送したニュース映像に合わせて、原稿を読んでみます。
代表の児童4人、初めての体験のはずでしたが、
きちんと映像に合わせて、大きな声でスラスラと読んでいきます!!
きっとたくさん練習してくれたんですね。
ありがとうございます!



次の授業は、
清水講師による「映像コンテンツをつくって、みてもらう仕事」について。
【講師】「テレビ、見ますか?(あ)~(お)の中から選んでください」

(あ) 放送されているその時間に、テレビ画面で見る
(い) 見たい番組は録画して、後で見る
(う) YouTubeなどの動画サイトで見る
(え) テレビはあまり見ない
(お) 家にテレビがない

結果は、(い)が一番多く、(お)はゼロでした。
ひとまずホッとしました…。

最後に、清水講師は、
今後、色んな形で「情報を扱う」ことになる児童の皆さんに、

・(情報を)鵜呑みにしないこと(ほんま?と疑う)
・(情報を)色んなところに立って見る
     (同じものでも見る角度によっては丸型にも棒状にも見える)
・先入観は怖いことを知る

ということを忘れないように、と伝えました。

児童の皆さん、先生方、
長い時間お付き合いくださいまして、ありがとうございました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。