■2023年12月 1日

吹田市立東佐井寺小学校

講師:小林正典(コンプライアンス局視聴者センター)、松井孝文(コンプライアンス局広報部)
 参加者:小学5年生75人
きょうは、出張授業に向かう前に、嬉しい「お見送り」がありました。
サンタクロースVer.のらいよんチャン!!
一緒に行けませんよ(そもそも乗れませんし)…。

・・・そして、伺ったのは、
吹田市立東佐井寺小学校。青空に白い校舎が映えます!

最初の授業は、「ニュースが放送されるまで」について。
報道記者による取材・執筆、
報道カメラマンによるENGカメラやドローンなどを使っての撮影の様子などを
まとめたVTRを見てもらい、
必ず現場に取材に行って、事実を確認し、
何人もの人の目を通して原稿に間違いがないかチェックする流れを説明しました。

続いては、
実際にニュースで放送された映像に合わせて、原稿を読む「アナウンサー体験」。
代表の児童4人が挑んでくれました。
みんな、本当に上手いなあ!!たくさん練習してくれたんでしょうね。
ふたつ目の授業は、上海支局の特派員として中国各地を取材した経験を持つ小林講師によるお話。
日本に帰ってきて、
地下鉄で声高に中国の人たちが話しているのを聞いたときのこと。
「『うるさいな』と思う人もいるかもしれないが、なんだ、『ここで降りないと、あの店には行けないよ』と言っているだけか。慣れない外国に来て緊張もしているんだな、と理解できれば、不信感も憤りも湧かないのでは」と小林講師。

さらに、
「言葉や住んでいるところが違っても、相手の言っていることややっていることが理解できれば、争いは避けられるんじゃないだろうか」と続けました。

みんな、熱心に聞いてくれてありがとうございました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。