■2023年10月30日
箕面市立萱野東小学校
講師:松澤良治(総務局総務部)、松井孝文(コンプライアンス局広報部)
参加者:小学5年生118人
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今年度の出張授業、5校目は箕面市立萱野東小学校。
授業の日は、すべて快晴です!
らいよん号、今年もフル稼働しています。
会場は「新館多目的室」。
カーペット敷きのちょうどよい広さの教室です。
いつものように、プロジェクターにパソコンを繋いだり、アナウンサー体験用のカメラやバックパネルをセッティングします。
午前の3,4時間目が58人、午後の5,6時間目が60人。
2回に分けて、授業を行ないました。
3,5時間目は、「ニュースが放送されるまで」について。
(講師)「東京スカイツリーはただの鉄塔でしょうか?ほかの役割を知っている人?」
(児童たち)「電波塔!」
大正解です!!
テレビ局から電波塔に電波を送り、電波塔から各家庭のテレビに、映像や音声の信号が送られてテレビが見られる仕組みを説明しました。
そして、パワーポイントや報道記者・カメラマンの1日に密着したVTRを使って、どんな風にニュースが作られ、どうやってテレビでニュースを放送しているのかを知ってもらいました。
続いては、アナウンサー体験です。
今年度からリニューアルしたアナウンサー体験用のVTR「たんぼラグビー」。
たくさん、練習してくれたんでしょうね、みんな、はきはきとスラスラと、VTRに合わせて原稿を読んでくれました!上手い、上手い!!
4時間目、6時間目の授業では、松澤講師が、報道カメラマンと海外特派員の仕事について説明しました。
カメラマン時代、2度、大きな地震(※)で被災した現場に入った松澤講師。
※1995年1月17日の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震
阪神・淡路大震災の際は、ヘリコプターに乗って、被災地・神戸市に降り立ちました。
一度、現場に入ると、3週間から1か月は自宅に戻れなかったそう…。
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海外では、戦地の取材経験もある松澤講師。
災害現場も戦地も、入ることと出ることがとても難しいのですが、
それでも取材に向かうのは、
「現場に行かないと、何が起きているのか、事実がわからない。事実を伝えられないと、誰も手助けしようとしないから」と、報道の使命を語りました。
児童の皆さん、先生方、長時間お付き合い頂きました。ありがとうございました。
MBS出張授業
「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。