■2023年2月13日

寝屋川市立堀溝小学校

講師:松澤良治(クリエイトサポート局総務部)、松井孝文(コンプライアンス局広報部)
 参加者:小学5年生53人
寝屋川市での午後の授業は、堀溝小学校にてです。
ようやく、雨が降りやみました。
ひとつ目の授業は、「ニュースが放送されるまで」についてです。

(講師)「この髭の男の人は?」(児童たち)「ゼレンスキー大統領!!」
まもなくロシアによるウクライナ侵攻から1年。ほぼ毎日ニュースで見ているんでしょう、ウクライナの大統領の名前がすぐに頭に浮かぶんですね。

報道記者の1日に密着したVTRなども見てもらいながら、ニュースがどうやって作られ、放送されるのか、その流れを知ってもらいました。

さらに、
実際にニュースで放送した映像に合わせて、原稿を読む「アナウンサー体験」をしてもらいました。俄か「キャスター席」に座った姿は、なかなか堂々としていました。たくさん練習してくれたんでしょう、スラスラと滑らかに読み上げてくれました。代表児童3人だけで申し訳なかったです…。
続いての授業は、松澤講師によるオリジナル。報道カメラマンで海外特派員だった松澤講師が、「PRESS」とは「報道機関」を意味していて、戦地では「自分は敵でも味方でもないから『撃たないでくれ』というサインである」ことを、自身が戦火をくぐり抜けながらカメラを回し続けた体験とともに説明しました。

そして、戦地や被災地での取材について、「現場に行って取材しなければ、実際に何が起こっているのかがわからない。何が起こっているかを知らせなければ、世界の誰もが知らない、つまり助けようとしない」と、ニュースの重要性を語りました。
お尻も足も痺れたよね…。児童の皆さん、長い時間、熱心に聞いてくれてありがとうございました!先生方も、お付き合いくださいましてありがとうございました!

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。