■2023年2月10日

長岡京市立長岡第八小学校

講師:松澤良治(クリエイトサポート局総務部)、松井孝文(コンプライアンス局広報部)
 参加者:小学5年生102人
きょうの出張授業先は、京都府長岡京市立長岡第八小学校です。

あいにくの雨です。結構、降り注いでいます。


ひとつ目の授業は、「ニュースが放送されるまで」についてのお話です。

(講師)「最近気になったニュースは?」
(児童たち)「トルコの地震!」「ルフィ!」
児童たちは、最新ニュースをよく知っています。さすがです!!

報道記者の1日に密着したVTRを見てもらうなどして、ニュースがどのように作られて、どのように放送されているのかを知ってもらいました。
記者、デスク、編集担当、アナウンサーなど、多くの人たちがチェックして、「正確な情報」を、日々、発信しているのです。

そして、実際にニュースで放送した映像に合わせて、原稿を読む「アナウンサー体験」を行ないました。体験してもらえる児童が3人だけで、大変申し訳なかったです…。
代表の児童たちは、たくさん練習してくれたのかな、とても滑らかにハキハキと言葉を発して、聞きやすいニュースにしてくれました!
ふたつ目の授業は、松澤講師によるオリジナルです。

報道カメラマンで海外特派員だった松澤講師は、PRESS➡押す➡印刷➡報道機関と、意味が転じてきた経緯を説明。戦地では、PRESSは「自分は敵でも味方でもないから撃たないでくれ」というサインであることを、自身が戦火の中でカメラを回し続けた体験とともに伝えました。

また、戦地や被災地に「行き着く」ことがいかに難しいか、でもそうした現場に行って自分の目で何が起きているかを確かめて取材し、それを一人でも多くの人に知ってもらうことがいかに重要か、ということを説明しました。

知らないと、人道支援などの動きも起きないですよね…。
児童の皆さん、長時間熱心に聞いてくれてありがとうございました!先生方も、お付き合いくださってありがとうございました!

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。