新発見の価値 ~研究の対価を問う理由~

2021年2月28日(日)放送

新発見の価値 ~研究の対価を問う理由~

「僕は、空襲を免れて生まれた。その時からずっと幸運」。
京都大学の本庶佑特別教授(79)が、何度も口にするのは、「幸運」という言葉だ。少年時代から秀才の誉れ高く、37歳の若さで大阪大学教授となりその後、母校の京大教授に...。ノーベル医学・生理学賞の受賞理由は、「がん免疫治療法の発見」だった。そしてこの発見が、医療の現場に革命を起こしたと称される免疫治療薬「オプジーボ」の開発につながる。無論、「幸運」だけでは、これほどまでの業績を残すとは、誰ひとりとして思いもしないが、本人は悠然とそう語る。
とにかく、直観の働く人物だ。半世紀前には、得体のしれない存在だった「免疫」を生涯のテーマとし、第一線で活躍し続け「オプジーボ」の鍵となる分子の発見をがん治療に結び付けた。
その「幸運」な研究者はいま、共同研究のパートナー企業を訴えている。その真意はどこにあるのか...。「新発見の価値」の行く先を考える。

次回は、11月 7日(日)深夜 0時50分から放送

食堂 おかえり~無料弁当から始まる物語~

食堂 おかえり~無料弁当から始まる物語~

映像’21は、1980年4月に「映像’80」のタイトルでスタートした
関西初のローカル・ドキュメンタリー番組です。

月1回、それも日曜日深夜の放送という地味な番組ながら、ドキュメンタリーファンからの根強い支持を頂いており、2020年4月で放送開始から40年になります。
この間、番組は国内外のコンクールで高い評価を受け、芸術祭賞を始め、日本民間放送連盟賞、日本ジャーナリスト会議賞、更にはテレビ界のアカデミー賞といわれる国際エミー賞の最優秀賞を受賞するなど、輝かしい成果を上げてきました。また、こうした長年にわたる地道な活動と実績に対して、2003年には放送批評懇談会から「ギャラクシー特別賞」を受賞しています。
これからも「地域に密着したドキュメンタリー」という原点にたえず立ちかえりながら、より高い水準の作品をめざして“時代を映す”さまざまなメッセージを発信し続けてまいります。

トップページへ
SHARE
Twitter
Facebook