毎日放送は、2013年から大阪府柏原市のカタシモワインフ-ドと連携して
休耕畑を利用した「地産地消の事業」として
スパークリングワイン造りのお手伝いをしています。
スパークリングワインを造るうえで大切な作業のひとつ
デゴルジュマン(Degorgement)にMBS社員が参加しました。
逆さにしたボトルの瓶口を約-27℃の溶液に浸すと
瓶口に澱(おり)を含む氷の塊ができます。
デゴルジュマン(澱抜き)は、この状態のボトルの栓を開けて
氷塊とともに澱を弾き出す作業です。
作業を行うスペースに入る前には完全防備服を着用して、
手だけでなく、足元も消毒します。
栓抜きを使って蓋を飛ばす作業は、
飛び散らないように工夫してセットされた青いケースに向けて行います。
ポンッ!と良い音がする時
ジワッという音で泡が吹き出す時
瓶によって個体差があります。
栓抜きの後は、泡として失われた分量の
スパークリングワインを足して製品として同じ量に整えます。
目線を瓶の高さに合わせて行う繊細な作業になります。
すべて手作業で行うデゴルジュマンは
ワイン造りの奥深さを感じられる作業でした。
次の作業は、ぶどうの収穫です。