いよいよ近づいてきた大阪の私立高校入試。5日、大阪私立中学校高等学校連合会は、高校入試の募集状況について、3日正午時点までの数字をまとめ、発表しました。

2026年 大阪府の私立高校入試の募集状況(2月3日正午時点)

 発表によりますと、外部募集を行う学校全体の平均倍率は2.53倍となり、前年を0.02ポイント下回りました。

≪私立高校入試2026 倍率の内訳≫
▽男子校:1.51倍
▽女子校:1.70倍
▽共学校:2.71倍

10倍超の高倍率校は3校 近大附は前年よりも2.62ポイント増

 このうち倍率が10倍を超えた学校・コースは3校です。

 ▽近畿大学附属(Super文理):18.40倍
 ▽上宮(パワー):13.43倍
 ▽桃山学院(S英数):12.59倍 となりました。

 近畿大学附属(Super文理)は前年の15.78倍から2.62ポイント上昇する高倍率となりました。一方PL学園は普通科の2つのコースが0倍と0.1倍となりました。

私立高校の専願率は年々増加 私学無償化の影響受ける

 大阪の私立高校の入試をめぐっては、授業料無償化の影響で令和6年以降、専願率が年々増加していて、今年度(令和8年)は前年を1.61ポイント上回って36.65倍となっています。

【専願率の推移】
▼令和8年:36.65倍
▼令和7年:35.04倍
▼令和6年:31.64倍
▼令和5年:28.65倍

次からは学校種別に倍率を見ていきます。

男子校 大阪星光学院が3.20倍 興国は3コースが2倍超

 男子校の倍率の一部です。

 大阪星光は、定員200人に対して内部進学が185人、外部募集15人に対して48人が応募して3.2倍。すべての学校のなかで最も倍率が高くなりました。

 清風は、外部募集が3コース計250人に対して、399人が応募して1.6倍、興国は、普通科5コースのうち3コースで倍率が2倍を超えました。興国全体の倍率は1.91倍で、大阪星光に次いで男子校では2番目に倍率が高くなりました。。

 いずれもすでに願書の受けつけは締め切られています。

女子校 四天王寺(文理選抜)が10倍 宣間が3.05倍で学校別トップ

 女子校の倍率の一部です。
 
 四天王寺(文理選抜)は、外部定員35人に対して350人が応募して、10倍の高倍率となっています。学校全体の倍率も2.61倍となり、学校別では女子校のなかで2番目に高くなっています。

 大阪成蹊女子は普通科7コースのうち4つが倍率2倍を超えました。美術(アート・イラスト・アニメーション)も3.35倍と多くの学科・コースが高倍率となりました。

 宣真は学校全体の倍率が3.05倍となり、学校別では女子校のなかで最も高くなっています。

共学校は羽衣、清風南海、常翔啓光などが高倍率に 大学附属・関連校にも人気

 共学校の倍率の一部です。

 学校ごとの倍率では、羽衣学園(6.17倍)、清風南海(4.80倍)、常翔啓光学園(4.73倍)が高くなりました。

 高倍率の学校のなかには、大学の附属校や関連校も多く、近畿大学附属(Super文理)18.40倍、桃山学院(S英数)12.59倍となったほか、関西福祉科学大学(特進Ⅰ)6.9倍、追手門学院大学(普通)3.77倍などとなりました。

 応募者数はいずれも併願を含みます。すでに募集を締め切っている学校も多くあります。

大阪の私立高校の入試日は、多くの学校で10日から始まります。

(※倍率の一部は大阪私立中学校高等学校連合会発表の資料を用いてMBSが算出しました)