Press Release MBS

2022年4月27日
株式会社毎日放送

米・ニューヨークフェスティバルで
「西本願寺音舞台」(英語版)が銅賞

 2022年のニューヨークフェスティバルにおいて、当社が製作した「西本願寺音舞台」(英語版:NISHI HONGWANJI OTOBUTAI)がドキュメンタリー・THE ARTS(芸術)部門で「銅賞」を受賞しました。
 当社は1989年から毎年、古都の名刹に“舞台”を設え、「東洋と西洋の出会い」をテーマにした音楽イベント「音舞台シリーズ」を開催しています。受賞番組はシリーズ34回目として2021年9月4日に行われた「西本願寺音舞台」(主催:京都仏教会、毎日放送 特別協力:浄土真宗本願寺派 龍谷山 本願寺)の模様をまとめたものです。
 1957年に始まったニューヨークフェスティバルは、娯楽、ドキュメンタリー、ニュースなどのテレビ番組から、ラジオ、広告、マーケティング等を含めた総合メディアコンテストで、今年は42の国と地域から出品がありました。授賞式は例年、アメリカ・ラスベガスで開かれますが、今年はコロナウイルスの感染拡大によりバーチャル開催となりました。

受賞作品: 「西本願寺音舞台」 (NISHI HONGWANJI OTOBUTAI)  ※2021年10月24日(日)放送分の英語版
出演: 村松崇継、宮田大、Cocomi、中村祥子、錦織健、工藤静香、SILT、比嘉愛未
ナレーター: ゲーリー・テグラー
演出: 高沖秀明
プロデューサー: 三浦敏彦、村上嘉章
ディレクター: 尾崎洋仁
技術: 露口三郎、上田一路
カメラ: 田中慶太郎
音声: 金谷宣宏
ポスプロ: 野畑智樹、佐藤雅哉
MA: 久保秀夫
翻訳: 猶原祥光
イベント制作: 黒田雅浩、金谷かほり

〔番組内容〕
 コロナ禍の影響で不安を抱える世の中に音楽の力で勇気と希望を届けたいとの思いを込め、出演アーティストたちが選んだテーマは「いのち」。映画音楽作曲家として著名な村松崇継さんが音楽監督を務め、日本を代表するチェリスト宮田大さん、バレエダンサー中村祥子さんをはじめとするアーティストたちが、それぞれの思いを込めてパフォーマンスを繰り広げました。
 番組では、幻想的なステージに、生命科学者・柳澤桂子さんの詩集「いのちのことば」を織り交ぜながら紡いでいきます。原因不明の病と30年以上闘いながら「生と死」を見つめてきた柳澤さんならではの言葉を、女優の比嘉愛未さんが朗読します。
 四百年前の華麗な桃山文化を彷彿とさせる伽藍に、「いのちのことば」が響きます。
 番組のクライマックスの「いのちの歌」では、歌手の工藤静香さんが、長女のフルーティストCocomiさんと母娘初共演し、歌のメッセージである「継承されてゆく いのちの尊さ」を体現しています。
 「西本願寺音舞台」は、「いのちのことば」を音楽に乗せ、安らかで穏やかな日々への願いを込めた番組です。

以上
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株式会社毎日放送 広報部