このガイドラインは、「セクシュアルハラスメント防止規程」「パワーハラスメント防止規程」「妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメント防止規程」に基づき、取引先、取材先、出演者や関係スタッフ等(以下「社外関係者」という)と役職員(社員、アルバイト、シニアスタッフ等すべての従業員及び役員を指す)との間及び役職員同士の関係維持・改善、親睦等を目的として行われる、会食、ゴルフ、旅行等の一切の社交的行為(以下「会食等」という)の場において、ハラスメントの加害・被害が生じないようにするための注意事項や振る舞いについてまとめたものです。
私たちの仕事は、多くの方々との「対話」や「交流」によって支えられています。その貴重な場が、ハラスメントによって本来の目的を失い、個人の尊厳や安全が脅かされることは決してあってはなりません。
役職員は、このガイドラインを心に留め、適切な環境の下で、人間関係の構築や親睦を図るようにしてください。
会食等の場を設定する場合は、以下の点に注意し、参加者全員の意思を尊重して行ってください。
目的の妥当性:
会食等は社会通念上妥当な範囲内で行うものとし、事前にその目的および妥当性を十分に検討した上で行ってください。
事前説明の徹底:
参加を求める場合は、「参加者」「場所」「目的」「予定終了時間」等の事項を丁寧に説明し、参加者本人の理解を得るようにしてください。
強要・不利益取扱いの禁止:
参加を要請されたものの参加が困難な場合、あるいは会食等の途中で退席を希望する場合について、執拗に勧誘を繰り返したり、それを理由に不利益な取扱いをしたりしてはいけません。特に関係スタッフや後輩との会食等、要請・勧誘する側が優越的な地位に立ちやすい場合は、参加を強要しないよう注意してください。
1対1のリスク管理:
1対1で行われる会食等は、周囲の目が届きにくく、ハラスメントのリスクが構造的に高くなります。特に社外関係者との間でいずれかが優越的地位に立ちやすい場合、可能な限り複数名での実施を検討してください。やむを得ない事情により1対1で実施する場合は、念のために事前に上司へ「日時・場所・目的」等を共有し、トラブル発生時の連絡体制を確認するなどの対応を検討してください。
不安がある場合の相談:
社外関係者から会食等の申し出を受け、参加に不安を感じる場合は、速やかに上司に相談してください。相談を受けた上司は、過去の経緯や状況等に照らし、ハラスメント被害が生じる恐れがあると懸念される場合は、参加の中止、または参加者の変更・増員等の適切な措置を講じてください。
会食等の実施や参加にあたっては、以下の点に注意し、全ての参加者にとって健全な社交の場になるよう心がけてください。
服務規律の遵守:
社外での会食等の場も、ハラスメントに関する各規程および就業規則における服務規律の違反として処罰の対象となりえます。自らが加害者とならないよう、常に節度ある態度で臨んでください。
禁止行為の徹底:
参加者が望まない行為を強要してはいけません。特に以下の行為はハラスメントに該当します。
飲酒の強要
不適切な身体への接触
不必要な個人情報(メールやラインなど私的な連絡先、交際関係、家庭環境、性自認・性的指向等)の開示要求
執拗な二次会への誘い、深夜に及ぶ拘束
同席者の制止義務:
同席者が②の行為を行った場合は、速やかに制止し、状況に応じて会食の中断や退席を促すなど、被害の拡大防止に努めてください。なお、制止や中断の判断をした者が、これにより社内で不利益な評価を受けることはありません。
通報・報告:
参加者(自身を含む)がハラスメント行為を受けた場合は、速やかに所属長またはハラスメント相談窓口へ報告してください。報告を受けた者は、プライバシーを厳守した上で適切に対応してください。
以上