■2025年1月28日

河南町立かなん桜小学校

講師:松澤良治(総務部)・森大輔(法務部)
 参加者:小学5年生56人
2024年度出張授業24校目は河南町立かなん桜小学校へ。
その名の通り、小学校までの道中はどこまでも桜並木が続いていて、春になると美しい桜のトンネルを通って登下校できるんだそうです。
もっとも寒いこの時期ですが、本日もらいよん号で行ってまいりました。
出張授業は、5時間目と6時間目で実施しました。
5時間目は記者経験のある森講師。
ニュース原稿はどうやってできるのか、正しいニュースを伝えるためにはどうしたらいいのか、5年生の皆さんが記者になったつもりで一緒に考えました。
その反対に、巷にあふれる正しくないニュース=デマ・フェイクニュースについても、活発に意見が飛び交いました。
児童の皆さんは、積極的に手を挙げて自分の考えを発言していたのが印象的でした。

その後、森講師がディレクターとなってアナウンサー体験を行いました。
みなさんとっても上手でしたよ。
6時間目は、報道カメラマンで、海外特派員の経験もある松澤講師。
今年30年を迎えた「阪神・淡路大震災」。
今回の授業で、毎日放送が当時撮影した映像を見てもらいました。
児童からは「高速道路が倒れるなんて信じられません。」「地震は怖いと思いました。」「南海トラフ地震が起こったら心配です。」などの感想がありました。

松澤講師の海外取材時体験談。
「PRESSと背中に書かれたジャケットを着用して取材をおこなっていました。それは、PRESSと示さないと、攻撃される可能性があるから。」
紛争地でのリアルな取材の話に児童も真剣な眼差し。
また、奈良大台ケ原や中国などでの稀有な取材の経験を2択のクイズ形式で出題。
生徒たちが解答は真っ二つわかれ、大いに盛り上がりました。


かなん桜小学校のみなさん、ありがとうございました。

MBS出張授業

「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。