■2025年1月21日
門真市立二島小学校
講師:松澤良治(総務部)・福本晋悟(報道センター)
参加者:小学5年生62人

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2024年度出張授業23校目は門真市立二島小学校へ。
いつものように「らいよん号」でうかがいました!
本日の出張授業は5時間目、6時間目に実施。
5時間目は報道センターの福本講師。
防災士の資格を持つ記者でアナウンサー経験もある講師です。
そんな福本講師がアナウンサー体験の講師も担当しました。
阪神・淡路大震災の発生から30年。
今回の授業では、17日に放送した3分の全国ニュースを見てもらいました。
当時生まれていなかった人や関西以外の人にも、震災のことやきょうの様子をわかりやすく伝えるためにどんな工夫をしているかをご紹介。
また、関西では今後「南海トラフ地震」が心配されています。
みなさんのお家の家具が倒れないようにしておくことの大切さをお伝えすると、真剣な表情で授業を聞いてくれました。
次に、テレビニュースが放送されるまでの仕事を紹介。
取材した記者だけでなく、カメラマンや本社にいるデスクなど多くのスタッフが、放送ギリギリまで「本当に正しい情報なのか」と、何度も確認をしたうえで放送をしていることをお話しました。
そんな正確な情報の最終伝達者はアナウンサーです。
代表して4人が「アナウンサー体験」にチャレンジ!
VTRに合わせて本物の原稿をカメラの前で読んでいきます。
「本番まで5秒前、4、3、2、1、Q」という「カウントダウン」の掛け声をしますが、「1」と「Q」はマイクに入らないよう声に出さないことをお伝えすると、みんなでやってみることに。
ニュースを読み終わると、全員で大きな拍手が送りました。
6時間目は、報道カメラマンで、海外特派員でもあった松澤講師。
今回の授業では、今年30年を迎えた「阪神・淡路大震災」の毎日放送が撮影した映像を見てもらいました。
児童からは「高速道路が斜めに傾いているのに撮影するカメラマンはすごい」といった率直な感想も。
松澤講師の海外取材時体験談。
「PRESSと背中に書いたジャケットを着用して取材をおこなっていました。それは、PRESSと示さないと、攻撃される可能性があるから。しかし、それでも撃ってきた。」
リアルな話に児童も真剣な眼差し。
松澤講師は「危険な地域でも、現場に入って実際に何が起きているのかを取材する。それが報道カメラマンの仕事。」とお話しました。
二島小学校のみなさん、ありがとうございました。
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MBS出張授業
「MBS出張授業」は、当社がCSR活動の一環として、2011年から近畿各地の小学校で実施しているものです。小学5年の社会科の単元「情報とくらしのかかわり」における「放送局の働き」について理解を深めていただくため、報道記者やディレクターなど番組制作経験豊富な社員が講師となって、皆さんの学校にお邪魔し授業を行います。