情熱大陸

プロ車いすテニスプレーヤー Vol.1423

小田凱人

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10.11(日)

よる11:00

超攻撃的テニスで世界を変える!
20歳の王者、我が道をゆく

昨年9月、史上最年少19歳で「生涯ゴールデンスラム(※注)」という偉業を成し遂げた世界王者・小田凱人。海外の選手たちは皆こう言う、「車いすテニスはどんどん進化している。その競技レベルを高めている張本人が、トキトだ」と。

20歳となった小田の最大の目標は、男子初となる「年間グランドスラム(1年間で行われる4大大会の全制覇)」。練習でも一切の妥協を許さない追い込みは、彼そのものを表していた。「マッチポイントでも攻める。攻められても、超攻撃的なプレーで攻め返す」。

今年7月の全英オープンでは"ウィンブルドン仕様"の真っ白な車いすで優勝、話題をさらった。「勝つだけでなく、車いすテニス界に足跡を残すことが大事。たとえ負けても何かを残して終わる方が僕にとって価値がある」「まだ20歳の僕が今の段階で言うことにオリジナリティがある。若い今だからこそ、あえてリスクや批判を承知で行動したいし、表現したい」。計り知れないエネルギーを蓄えて、小田が見つめる先を追った。

※注 「生涯ゴールデンスラム」...四大大会(全豪・全仏・全英・全米)の全てと、オリンピックまたはパラリンピック金メダルを選手生活の中で制覇する偉業。小田はテニス界で9人目の達成となった。

Tokito Oda

2006年5月8日生まれ、愛知県一宮市出身。9歳で左股関節に骨肉腫を発症し、人工関節の大手術で左脚の自由を失う。翌年車いすテニスに出会い、14歳11カ月で世界ジュニアランキング1位を最年少で獲得。17歳になった直後、全仏オープンでグランドスラム初優勝、最年少記録樹立。その後も4大大会で次々と優勝、2024年のパリパラリンピックでは史上最年少でシングルス金メダルを獲得。2025年全米オープンを制し、生涯ゴールデンスラムの偉業を達成。幾多の記録を更新し、世界トッププレーヤーとして車いすテニス界を力強く牽引し続けている。グランドスラム・シングルス優勝回数は計10回。

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