情熱大陸

ホラー作家 Vol.1417

背筋

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08.30(日)

よる11:10

きっと背筋がゾッとする…
100万部超えホラー作家が生み出す“恐怖”

柔らかい物腰に、爽やかな笑顔...その風貌から、彼の職業を想像できる人は少ないだろう。数多くの書籍や映像作品が発表され、活況を呈するホラー業界において、背筋(せすじ)の存在は異彩を放っている。数万部売れればヒットと言われる中、デビュー作の『近畿地方のある場所について』が100万部超という異例の大ヒットを記録。今年7月にも『口に関するアンケート』が劇場公開されるなど、続々と著作が映像化されている。
そんな彼にカメラを向けはじめたのは5月のこと。廃墟巡りや怪談収集など、さぞ恐怖体験に溢れた日々を送っているのかと思いきや、その生活はいたってシンプル。出版社との打ち合わせ、自宅での執筆作業、愛犬との散歩...待てど暮らせど、ホラーの雰囲気は掴み取れない。人々を惹きつけて離さないその恐怖世界は、一体どこから生まれるのか? 痺れを切らしてそんな問いを向けると、意外な答えが返ってきた。
「あえて怖いものを探そうとはしていない」。
「ホラーの主役はお化けではなく、人だと思っているので」。
番組では、真夏のホラーシーズンを前に慌ただしさを増す背筋に密着。短編の執筆、サイン会で訪れた韓国、息抜きの高尾山...言われてみれば、見方を変えれば、なるほどそれは怖いと膝を打つ恐怖のタネは、そこら中に散らばっている。放送を終えた時、きっとあなたの背筋には、ひんやりとした汗がつたうはずだ――。

Sesuji

1989年、大阪府生まれ。幼少期に見た『ゲゲゲの鬼太郎』をキッカケにホラーに興味を持つ。同志社大学卒業後、社会人時代の2023年に小説投稿サイトで発表した『近畿地方のある場所について』が注目を集め、書籍化。デビュー作にして異例の100万部という大ヒットを記録した。その後も続々と新作を発表し、二作目の『穢れた聖地巡礼について』、映画が絶賛公開中の『口に関するアンケート』、今年6月に発表されたばかりの最新刊『目が』など、いずれの著作も大きな話題を呼んでいる。直近ではゲーム『まだ猫は逃げますか?』のシナリオや、コロコロコミックで連載中の『キルレート・カオス』の漫画原作も担当。体験型ホラー展示『1999展―存在しないあの日の記憶―』も手掛けるなど、活躍の幅をさらに広げている。愛猫のソラと愛犬のポポとの時間を何よりも大事にする37歳。

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