「よしもと新喜劇」に出演中の座員の皆さんを順番にご紹介します。ベテランから若手まで90人以上の座員を抱える吉本新喜劇。かつて「吉本ヴァラエティ」と言われた頃の話や、初舞台の話、今まだ舞台の端にしか立てない若手の夢まで、さまざまな話から新喜劇の現在・過去・未来が見えてくればと思います。

「いらっしゃいませ、お前ら」など笑顔でキツいセリフをさらりと言う、毒舌キャラで知られる秋田久美子さん。大学進学をやめて「新喜劇に入る」とオーディションで合格。が、舞台で花咲くまで10年の長い年月が。“緑の人”で知られる中條健一さんと座員同士で結婚。「大嫌いだった」という旦那さまとの馴れ初めや、新喜劇への思いなどを語ってもらいました。


第60回 秋田久美子
作家の先生から「あなたは10年かかる」って言われたんです。

―もともと新喜劇を目指されていたんですか?
思ってました。ベタなんですけど、小さい頃からテレビで新喜劇を見ていて。中学くらいで吉本新喜劇に入ろうと決めてました。高校を卒業する時…。