多店舗経営に乗り出した凌(塚本高史)。キャバクラ店の二号店として目星をつけた「エトランゼ」に大川(與真司郎)とともに視察に訪れた凌は、そこでの接客サービスがあまりにずさんであることに驚くが、チェーン展開を目指す凌にとってはチャンスだった。凌は店長に親友である大川を任命し、スタッフの再教育と「エトランゼ」再建を開始する。
一方、凌は新会社「SAKAKIグループ」の社長として原田(木村一八)を迎えていた。大学卒業後、大手銀行に就職していた原田は、筋より保身を選ぶ人間ばかりの堅気の世界に嫌気がさし、極道の世界へ。家庭を顧みず、妻は自殺、当時小学生に入学したばかりの娘とはその後も離れ離れになっている。事情を知った凌は、中学生になった彩花(森岡朋奈)と原田を引き合わせようとするが。
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