
Interview 増子倭文江さん 鶴間エリさん
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道子の高校時代の友人・律子役の増子倭文江(ますこしずえ)さんと、秋代役の鶴間エリさん。二人の軽妙な掛け合いを料理で例えれば、スパイス!ドラマのポイントごとに効いて、よりいっそう味わい深いものにしてくれています。
―律子と秋代はどんな人ですか?
(増)近所によくいる、あんまりお友達にはなりたくないけれど、敵に回すと面倒くさいタイプ。ミーハーでねぇ・・・。
(鶴)秋代もよくいるタイプよー。でもね、他人の事を羨ましがったりはするけど、あんまり裏もないのよね。まあ、あそこまで露骨なのも珍しいけど(笑)
―若林家をどう思います?
(鶴)そんなに特殊でもないんじゃないかな?今の時代は、あんなふうに込み入った事情の家族って、けっこういるんじゃない?身近に感じてこのドラマを見ている人は多いと思う。
(増)もっとすさまじいこと世の中にいっぱいあるから。親って大変よねー。
―仁さんと三浦さん、お好みはどちら?
(増)うーん・・・。どっちにしようかなー??(真剣に悩む)
(鶴)あなた!!役の上でよ!!役!!!
(増)あっそーだったのー!!てっきり自分の好みを・・・。(爆笑)
年取るといろいろ見えてきちゃって、一概にどっちがいいとはいえませーん。
―道子さんが頑張りすぎるからだめだって、みんな言うんですけど。
(鶴)でも、家族ってバランスだから、誰かがダメだと誰かが頑張っちゃうのよ。仁がいい加減だから道子が頑張らなきゃいけなかったの。道子ばっかり責めたらかわいそうよー。
―お二人にとって大切なものはなんですか?
(鶴)やっぱり家族です。(ちなみに鶴間さんのご主人は、智役の岡本富士太さんです)
(増)ここの夫婦はいいわよー。
(鶴)運が良かっただけです。たまたまいい夫だった、たまたま子供が親に心配をかけない子だったっていう、ぬるーいお湯につかっているみたいな家族なんです。ほんと運が良かっただけ。私すごいサボってるし、「サボってもいいよ」っていってくれる夫だし、頑張らなくていいんですもん。いろんなことがまぁるくおさまってすっごい幸せ。
(ここまで言い切る方に初めてお会いした気が・・・)
(増)私も家族!!(ちなみに増子さんはまだ結婚3年目♪)
今やっと大切なものにめぐり会えたんだなぁって実感してます。食事を一緒にする人がいる幸福。外ですっごく頑張んなくてもいいんだって思える幸福。かみしめてます。
いままで、一人だとやっぱり自分が頑張んなきゃしょうがなかったから。
(聞いているこちらまで感動・・・。)
(鶴)結婚するトシなんて関係なくて、めぐり会った時に自然体でできればいいんですよ!
―お二人ともオトナですよねー。律子と秋代は道子を羨ましがってばかりなのに・・・。
(鶴)それが嫌味にならないように気をつけてやっています。2人は野次馬みたいに道子のまわりうろちょろしていますけど、ほんとは仲良くしたいんですよ。あんまり台詞をマジに取らないで下さいね。
(増)2人をみてどんどん笑っていただいて、ファンレター書いてくださいね!!
結婚に関してベテランの鶴間さんと、新人の増子さん。それぞれから幸せのオーラがバンバン出ていて圧倒されました。道子が実在してたら、きっとお二人のことを羨ましがっているはずですよ! |
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