「演技の邪魔をしない料理を」
日本一多忙!カメラの後ろの料理人
去年秋に話題を呼んだドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』。竹内涼真が演じた、料理に慣れない主人公が作る筑前煮を、まるで本人が調理したかのように違和感なく仕上げた。
平仮名で「はらゆうこ」。ドラマや映画のエンドロールに、いつもこの名前がある。携わった映像作品はこれまで500以上。2025年だけでも70作以上に関わった。1日に5本の現場を掛け持ちすることもあり、今や日本一忙しいフードコーディネーターといっても過言ではない。
こだわりは、「料理が演技の邪魔をしない」こと。料理も役の一部と捉えるはらは、徹底的に台本を読み込み、監督が求める"そのシーンにあるべき料理"を作り出している。
かつてドラマ撮影で用意される料理は「消え物」と呼ばれ、廃棄されるのが当たり前だった。はらは味にもこだわり、オリジナルの弁当ボックスを作ることで、できる限りフードロスを減らす取り組みも続けている。今では、はらの作る「持ち帰れる消え物」を楽しみにしている俳優も多い。
小学1年の娘がいる。撮影現場では急なスケジュール変更もざらだが、嫌な顔一つせず対応する。いま48歳。「仕事ができるのに、諦めるのはもったいない」。
大きな撮影現場が続く中、3年前に社会現象を巻き起こしたドラマ『VIVANT』の続編も始動した。料理に強いこだわりを持つ監督の要求に、はらは応えることができたのか――
普段は決して日の目を見ない、カメラの裏側にいる"料理人"の怒涛の日々。
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