日本の「KAWAII」を世界へ!
アイドルに魅せられ 夢に伴走する
2025年、カラフルな衣装をまとったアイドルグループが次々と日本の音楽シーンを席巻した。FRUITS ZIPPERは「わたしの一番かわいいところ」、CANDY TUNEは「倍倍FIGHT!」でそれぞれ紅白初出場、CUTIE STREETのデビュー曲「かわいいだけじゃだめですか?」はTikTok総再生数70億回を超える爆発的ヒットで日本レコード大賞新人賞を受賞した。
彼女たちは皆、総勢50人以上のアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.(カワイイラボ)」に所属している。各グループのコンセプトや楽曲、衣装などを手掛ける総合プロデューサーが35歳の木村ミサだ。
木村には一貫したルールがある。それは「どのグループにもセンターを作らないこと」。いわば全員が主人公。容姿や性格、個性のそれぞれを肯定しようとする姿勢は楽曲にも貫いている。「聞くと元気になる」「自己肯定感を高めてくれる」と日本だけでなく海外にもファンを拡大し続けている。
かつて女性アイドルグループはファンもプロデューサーも男性が多かった。自身もアイドル出身の木村によるプロデュースはまさに時代を象徴するようだが、本人は「令和の空気感が押し上げてくれた。もし平成だったらこんなに売れていたかどうか分からない」と、どこか俯瞰して世の中を見つめる。
紅白やレコード大賞など多忙を極めた昨年末、その最中に9人組の新グループ「MORE STAR」がデビューした。平均年齢17.8歳(デビュー当時)。若い彼女らをゼロからプロデュースする一方、プライベートでは2歳の男の子の母でもある。「大変だけど、結局アイドルが好きだからどの仕事も楽しい。天職だと思う」
エンタメの"うねりの中心"にいながらも、軽やかに新風を巻き起こし続ける木村ミサの6か月間を追った。
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