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2023年06月11日(日) 放送分

AIアーティスト
Vol.1255

あふれる“愛”を歌声に乗せて!
シンガーとして母として 今届けたい

「Story」「ハピネス」など誰もが知る名曲から、昨年の朝ドラ主題歌「アルデバラン」まで。パワフルな歌声と多くの人に刺さる歌詞、メロディアスな曲調で聴く者を魅了する実力派アーティスト"AI"。
人気の秘密は、なんと言ってもその人柄だろう。多忙なスケジュールにもかかわらず、誰に対しても気さくで変わらない接し方。周囲の人たちを瞬く間に笑顔にする場面に、取材中幾度となく遭遇した。歌と同様、彼女の存在が多くの人の"光"になっている。

「ママへ」など、家族へのストレートなメッセージを乗せた楽曲も多い。私生活では7歳の娘と4歳の息子を育てるお母さん。先月、2023年ベストマザー賞を受賞した。派手な舞台でどれほど輝きを放っても、家に帰れば子育てに忙殺される。「みんなと一緒ですから!どんなにイライラしても一番大事なのは健康と愛情。健康のためにどう環境を作ってあげられるかだけど、結局イライラしちゃうよね」と照れ笑い。
さらに今年4月からは、視聴者からの人生相談に答える冠番組がスタートするなど、音楽の分野に留まらず、"悩みや痛みに優しく寄り添ってくれる人"として、様々なところから引っ張りだこだ。

R&Bを子守唄に育った。ゴスペルクワイアーで鍛えた本格的な歌唱力とロサンゼルスの名門アートスクールで学んだダンス・センス。バイリンガルでラップもこなせるストリート感覚。アンダーグラウンドからオーバーグラウンドまで幅広く支持を得る唯一無二の存在で、これまで3度の紅白歌合戦出場、日本レコード大賞・優秀作品賞を受賞するなど、脚光を浴びて来た。
日本を代表するシンガーでありながら、妻として、そして2児の母として、仕事に家事に育児にと多忙を極める日常から、AIはこの時代に一体どんな歌を送り出すのか?
圧倒的なライブパフォーマンスや新曲作り、家族との時間やふるさと・鹿児島での様子に触れながら、日本中から愛されるアーティストの今に触れるー

PROFILE

1981年11月2日 アメリカ・ロサンゼルス生まれ。鹿児島市育ち。
中学卒業後、LAのパフォーミング・アーツ・スクール名門(LACHSA)にてダンスを専攻。同時期にゴスペルを学ぶ。
卒業後の2000年に日本でソロ・デビュー。
シンガー、ダンサー、ソングライター、プロデューサーとして活躍する中、『Story』『ハピネス』をはじめとする楽曲がミリオンヒット。
その後も数々の映画・ドラマ主題歌を手掛け、日本を代表するアーティストの一人となる。
楽曲には、常に世界平和と人々の融和という一貫したメッセージが込められる。特に『ハピネス』は東日本大震災の復興時に日本の応援歌として、『アルデバラン』はコロナ禍における人々の絆の大切さを訴えかける曲として広がるなど、国民的歌手として知られる存在となっている。
その活動の幅は国境を越え、Snoop Dogg/Jacksons/Chaka Khan/Chris Brown/MJ116等、世界各国の大物アーティストとのコラボも行っている。

STAFF
演出:髙木宏
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:高橋秀典・松浦祥子
音効:中嶋尊史
制作協力:トリプルレーンズ
プロデューサー:沖倫太朗・重乃康紀

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