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Vol.1216
2022年09月04日(日) 放送分

和泉希洋志[ カレー料理人 ]

混ぜる度に味が変わる一皿は、まさに小宇宙!?
孤高の料理人が生み出すスパイスカレーの世界!!

食欲をそそる官能的な香りに、人々を虜にする刺激的な味わい。独創的な見た目...。
ここ数年、巷を騒がせている"スパイスカレー"をご存知だろうか?

その定義すら定まらないほど、既成概念に囚われないのがこの料理の神髄。多くの日本人がイメージする小麦粉を使った昔ながらのカレーとは一線を画し、店主のオリジナリティーを前面に押し出した"大阪スパイスカレー"は、通の間で注目を集め、全国に広まった。そんな激戦区・大阪の繁華街から少し離れた地で、昼時になるとスパイスの香りに誘われ行列のできる店が「SOMA」だ。
主人である和泉希洋志(54歳)がつくる類を見ないスパイスカレーは、ファンのみならず、同業者や芸能人などからも絶大な支持を集めている。営業時間は12時から15時までのわずか3時間だけだが、大抵は閉店前に売り切れてしまうほどの人気ぶりだ。
定番は肉、野菜、トマトから好みのカレーを2種類選び、そこに粗目に挽いたチキンキーマを乗せる「あいがけ3種」と「ベジタリアンカレー」。およそ40種に及ぶスパイスをメニューごとに巧みに使い分け、他にはない独特な味わいをつくり出している。

実は和泉、カレー料理人でありながら画家でありミュージシャンでもある。多ジャンルに精通する彼の独創的なカレーには、その生き様が色濃く反映されている。
「カレー作りは音楽や絵画と同じで、自分にとっては全てが "表現"。自分の作品が誰かの人生に少しでも関わるなら、そんなに嬉しいことはない」
番組では、人見知りで寡黙な"表現者"の真夏の1か月に密着。人々を唸らす味を世に問い続ける和泉希洋志とは一体どんな人物なのか?目くるめく魅惑のスパイスカレーの世界と、孤高のカレー料理人の生き方に迫る!

PROFILE

1968年1月16日生まれ。
幼稚園から絵画を習い、中学で音楽に目覚める。
美術系大学時代の絵が有名美術雑誌に取り上げられ、展覧会の依頼が殺到。
音楽では、著名ミュージシャンに認められ英国のインディーズレーベルからCDを発売。
40歳の時、バイト先でスパイスに興味を持ち、カレー制作に没頭。
2011年、東日本大震災を機に表現の場として「SOMA」を立ち上げる。
以降、大阪スパイスカレーを代表する店としてその名を馳せている。

STAFF
演出:髙木宏
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:浜崎務・横山友昭
音効:中嶋尊史
制作協力:トリプルレーンズ
プロデューサー:中村卓也・沖倫太朗・重乃康紀

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