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2022年04月24日(日) 放送分

石川祐希プロバレーボール選手
Vol.1200

跳べ!世界の頂へ
最高峰リーグで戦う孤高のパイオニア

アリーナを震わす声援を背中に受けて、石川祐希は鋭いスパイクを決めた。
各国代表クラスが居並ぶバレーボールの世界最高峰、イタリア一部リーグ「スーペル・レガ」の中で輝き続ける身長192センチ。それでもチームでは小柄な方だという。彼は人一倍高く跳び、どこまでもボールを追う。そのプレイはファンを魅了し、チームの信頼も厚い。所属チームであるパワーバレー・ミラノの監督は「彼こそは真のチームプレイヤーだ」と称賛を惜しまない。

番組では、単身イタリアで戦い続け7シーズン目を迎えた石川祐希に密着。
チームメイトと流暢なイタリア語で会話をし、最高レベルのリーグで優勝を目指す彼のバレーボール漬けのストイックな日々を追った。
食事や掃除、身の回りのことも全て自分で行うひとり暮らし。夜、自宅で膝のケアを続ける姿も取材した。彼は膝の痛みとも戦い続けていた。
だが、石川に悲壮感はない。ボールに触れれば笑顔がこぼれる。地元の学生たちのチームを指導する場でも、心底楽しんでいた。
「バレーボールは趣味でもあります。バレーボールをやってストレスを発散するんです」
ミラノは5位でレギュラーシーズンを終え、リーグの優勝決定戦であるプレーオフに進出。
強豪チーム・モデナとのベスト4をかけた戦いに挑む。

さらなる高みを目指す石川祐希の、春の飛躍を映し出す。

PROFILE

1995年愛知県岡崎市生まれ。
9歳の時、姉に連れられてバレーボールの練習に参加して、楽しさに魅入られた。
高校バレーで2年連続三冠(インターハイ・国体・春高バレー)達成。
2014年 大学1年のとき当時史上最年少で日本代表入り。同時にイタリア一部リーグの「モデナ」と契約し実業団に所属しないプロのバレーボール選手としてのキャリアをスタートさせる。
2021年 日本代表のキャプテンとして東京五輪に出場し、29年ぶりの決勝トーナメント出場・7位入賞を果たす。

STAFF
演出:岩井優介
構成:浜田悠
ナレーター:窪田等
音効:中嶋尊史
プロデューサー:中村卓也

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