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Vol.1196
2022年03月27日(日) 放送分

山本由伸[ プロ野球選手 ]

日本球界最高のピッチャー
プロ6年目のさらなる進化

昨シーズンの日本プロ野球で、投手4冠(最多勝利・最多奪三振・最優秀防御率・最高勝率)、そして投手として最高の栄誉である沢村賞、さらにパ・リーグのMVPを獲得したオリックス・バファローズの背番号18、山本由伸。
2021年夏に開催された東京オリンピックでも先発の柱として、大車輪の活躍。37年ぶりの金メダル獲得に大きく貢献し、まさに名実ともに日本のエースとなった。
足のサイズ=27.5cm、身長=178cm、握力=55キロ。プロスポーツ選手として傑出した体格ではない。自らも「一般的な人間」と表現する山本だが、投げるボールはすべてが一級品だ。

しかし、今年のオフシーズン、山本は新たな武器を身に着けようとしていた。
それが「落ちないストレート」。重力にあらがう威力を持った直球だ。特殊なヤリのような練習器具やソフトボールでのキャッチボールを行うなど独自のトレーニングを重ね、理想のボールを追求する。
2月、宮崎キャンプで誰よりも早く球場入りする彼に密着した。毎日同じ状態を作り、練習に入る...。「継続力」が山本を成長させていた。
キャンプ最終日。他の選手が帰る中一人グラウンドに戻ってきた山本。自分が追い求めるボールのために妥協は一切ない。
オープン戦ではレベルアップしたはずのストレートを打たれ首をかしげる場面もあったが、「楽しかったです」と笑顔を見せ、来るシーズンへの期待を滲ませる。

プロ5年目、23歳にしてプロ野球の頂きを見てしまったピッチャーは、6年目となる今シーズンさらなる進化を遂げられるのか...。

PROFILE

1998年 岡山県備前市生まれ
小学1年生で父親の影響で野球を始める
中学まで地元岡山で過ごし、高校で宮崎・都城高校に野球留学。
2017年 オリックス・バファローズにドラフト4位で入団。背番号は「43」。
同年プロ初勝利を挙げる。
2019年 初めてのタイトル「最優秀防御率」を獲得。
2021年 初の開幕投手を務めるものの敗戦。
東京オリンピックでは先発の柱として活躍し、金メダル獲得。
シーズンでは15連勝を含む18勝で最多勝利、さらに最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振も獲得。史上12人目となる投手4冠に輝き、先発投手として最も栄誉のある沢村賞、さらにはパ・リーグMVPを獲得した。

STAFF
演出:村田慎吾
構成:浜田悠
ナレーター:窪田等
撮影:佐藤由晃・仁藤拓馬
音効:中嶋尊史
編集:金井隆輝
制作協力:ビデオユニテ
プロデューサー:中村卓也・天野衛

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