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2022年01月09日(日) 放送分

錦鯉漫才師
Vol.1185

苦節26年…″笑い″の頂点に!
激動の2か月を追いかけた

漫才の日本一を決めるコンテスト「M-1グランプリ」。2021年のこの大会を見事制覇したのが、ボケの長谷川雅紀(50)とツッコミの渡辺隆(43)による漫才コンビ「錦鯉」だ。
史上最年長王者の誕生に、長谷川本人が歓喜の涙を流すだけでなく、審査員までもがもらい泣き、日本中を笑いと感動で包み込んだ。

そもそも二人が、お笑いの道を目指したのは、20年以上前。
それぞれ別のコンビやピン芸人として活動してきたが芽が出ず、アルバイトを続けながら夢を追い続けてきた。そして、2012年に漫才コンビ「錦鯉」を結成。一昨年の「M-1グランプリ」で初めてファイナリストとなり、遅咲きの中年の星として注目され始めた。

月に30本ライブに出演するなど地道に、そして全力でお笑いに向き合ってきた二人は2021年10月、初めての単独ライブを開催。番組の取材はここから始まった。本番直前でもネタを修正し、全身全霊でステージ上を暴れまくる長谷川を常に舞台袖で気遣う渡辺。表舞台では見ることのできない姿が、そこにはあった。

諦めず、自分の信じた道を突き進んできた錦鯉。人生が一変した激動の2か月を追った。

PROFILE

2012年、コンビ結成。
ボケの長谷川雅紀(50)は北海道出身。ツッコミの渡辺隆(43)は東京都出身。
それぞれが別のコンビを組んでいたが解散し、ピンで活動していたが、渡辺が40歳の長谷川を誘ってコンビを組むことに。
長谷川49歳、渡辺42歳のとき、「M-1グランプリ2020」で初の決勝進出(4位)、ファイナリスト最年長記録を更新。
そして「M-1グランプリ2021」優勝、「M-1」史上最年長王者に。
2021年、漫才協会入会。

STAFF
演出:宮口景子
構成:浜田悠
ナレーター:窪田等
撮影:高橋秀典
音効:井田栄司
編集:中嶋辰郎
制作協力:TBSスパークル
プロデューサー:中村卓也・春日孝夫

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