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Vol.1084
2020年01月05日(日) 放送分

掛神淳[ ラーメン店・主人 ]

寒風吹き荒ぶ山形の海岸沿いに佇む、3時間待ちの行列ラーメン店
人々を魅了して止まない究極の1杯とは―

日本一ラーメンの消費量が多いと言われる山形県で連日行列をなすお店「琴平荘(こんぴらそう)」。その主人の名は、掛神淳(かけがみあつし)54歳。
元々は祖母が始めた民宿を引き継ぎ旅館経営をしていたが、時代の移り変わりと共に旅館経営が立ち行かなくなり、特に閑散期だった冬の集客のため、11月から3月のみの期間限定でラーメン店を始めた。
ラーメン店で修行はせず、全国のラーメン店を食べ歩き、独自で研究を重ね作り上げた醤油ラーメンは、口コミで瞬く間に広がり多い時では3時間待ちの行列店に。
お客さんの要望もあり今では10月から5月の8カ月間の営業を行っている。
自家製にこだわり、麺は毎朝6時から作り上げ、メンマは乾燥メンマの状態から1週間かけ仕込んでいる。スープは、地元でとれるトビウオを市場で仕入れ、下ごしらえから天日干し、焼きまで行い、さば煮干(稚魚)などを使用し、常識にとらわれない方法でオリジナルスープを作り上げた。
「麺はもちろんスープも生きている、お客さんに一番美味しいモノを食べてもらう」というこだわりを持つと同時に「ラーメン好きは浮気性、味を維持し続けるとお客は飽きてしまう、常に進化していくことが重要」と、掛神は語る。
番組では、厳しい冬の山形で集客を試みるという、途方もなく、そして前例のない挑戦をし、その名を轟かせ究極の1杯を作り上げた店主の魅力と、美味しいラーメンを追求し続ける姿を追う。

PROFILE

1965年5月1日山形県鶴岡市生まれ。
大学中退後、父が経営していた飲食店で料理を学んだのち、旅館「琴平荘」の経営を引き継ぎ調理を担当。
2002年に11月から3月までの冬場限定で中華そばを開店。
2010年にトビウオの焼き干しを自作で始め人気店に。
趣味はラーメンの食べ歩き。
母の洋子さん、妻の知子さん、長男の瑛さんも店を切り盛りしている。

STAFF
演出:田渕慶
構成:田代裕・重乃康紀
ナレーター:窪田等
撮影:水上智重子・浜崎務
音効:早船麻季
編集:小原雅之
制作協力:ライド
プロデューサー:中村卓也・本多孝成

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