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2019年11月10日(日) 放送分

小源寺亮太ポールダンサー
Vol.1076

世界に舞う、“ジャパニーズ・ポールキング” 
今宵、あなたを魅惑の景色へと誘う―。

「ポールダンス」...それは天に伸びるポール一本で、重力に争いくるくると宙を舞い、見る者を異世界へと誘うダンスだ。
官能的な美を表現するものとイメージする人もいるかもしれないが、最近では、フィットネスの延長として習う人も増え、大人から子供まで通えるポールダンススタジオが、じわじわと増え続けている。また、ポールダンスの大会も年々盛んになっており、今ホットなダンスのジャンルとして認知されつつある。
そんなポールダンス業界に、王者として君臨するのが小源寺亮太だ。10年前にポールと出会い、2014年と2015年2年連続でポールキングジャパン優勝。以来さまざまな大会で、王座に輝いてきたカリスマポールダンサーだ。
小源寺のポールダンスの魅力は、男性では珍しい柔軟性から繰り広げられる高度な技と、圧倒的な世界観にある。本人曰く「僕の頭の中は、ファンタジー」。
小さい頃から夢見がち、人と合わすことができない、ちょっと変わった少年だったと言う。頭の中にある非現実的な世界を表現できる手段が、ポールダンスであった。
選曲から振り付け、そして衣装まで、すべてを徹底的に自ら作り上げ、見る者を異世界へと誘う。そんな小源寺を「神」「妖精」と崇めるファンも少なくない。
番組では、小源寺が北アイルランドで開催される由緒あるポールの世界大会に挑む姿に密着。小源寺の<現実>と<空想>の世界を見つめながら、作品が出来上がっていく過程と共に、まっすぐに貫かれているポールへの想いを描く。
今宵、皆様を不思議な小源寺ワールドへとお連れいたします。

PROFILE

福岡県出身。学校生活に馴染めず、高校を中退して上京したのは17歳の頃。当時は芸能界に憧れ、一時は歌やダンスのレッスンに通ったこともあった。アパレル関係の仕事をしていた10年前、偶然行ったイベントでポールダンスと出会い一目惚れ。研鑽を重ね、2014年以降、数々の大会で優勝を重ね、名実ともにポールキングとして活躍の場を広げる。年間200本以上のショーをこなしながら、インストラクターとしても活動し、小源寺に憧れてポールダンスを始める生徒も少なくない。
ポールダンスは“美しい身体”が命。日々柔軟を欠かさず、食事や美容にも気を遣う。

STAFF
演出:和田萌
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:倉渕宏幸
音効:早船麻季
編集:林宏
制作協力:オルタスジャパン
プロデューサー:中村卓也・重乃康紀

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