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2018年06月10日(日) 放送分

野﨑舞夏星女子相撲選手
Vol.1006

ジュニア世界一の女横綱!
土俵に生きる21歳の女子大生がいざ再び、世界の頂点へ!

レオタードの上にまわしをつけたスタイルで熱戦が繰り広げられる女子相撲。「土俵は女人禁制」というイメージもあるが、女子相撲を含むアマチュア相撲ではそうしたタブーも無く、スポーツとしてオリンピックの正式競技入りを目指すべく、90年代から国際化も進められてきた。
そんな中で、身長160cmと小柄ながら高校3年生の時に女子軽量級で世界チャンピオンに輝いたのが野﨑舞夏星(のざきまなほ)だ。実力に加えてその美貌から「可愛すぎる力士」
と話題を呼び、女子相撲の興隆に大きく貢献していると言っても過言ではない。
小学生時代にはレスリング全国2位、高校時代は柔道県2位という経歴を持つ野﨑の持ち味はスピードと多種多彩な技で、自分より体格の大きな相手にも臆することなくぶつかっていく圧巻の相撲に「男子よりも迫力がある」とファンになる人も少なくない。
立命館大学でも更なる活躍が期待されていたが、度重なる右肩のケガで手術するなど満足のいく相撲がとれない日々・・・。来年、就職を考えている彼女にとって最後の世界一への挑戦が来月台湾で開かれる世界選手権大会だ。
番組では、男子部員に交じって日々稽古に汗を流す野﨑に密着。昔から負けず嫌い。負けたらいつも泣いていた彼女が見せる最後の挑戦...果たして野﨑は再び世界の頂点に立つことが出来るのか。土俵に生きる21歳の素顔をカメラが追った。

PROFILE

1996年静岡県出身。名前の由来は「夏に舞う星のようにキラキラした女性になって欲しい」との願いから付けられた。兄の影響で小学校1年生でレスリングを始め、偶然、参加したわんぱく相撲で自分より体の大きな男の子を倒し相撲に魅了される。小学4年生で相撲教室に入ると「相撲」「レスリング」「柔道」と三足の草鞋で着々と力をつけ2014年世界女子ジュニア相撲選手権大会で世界一となる。2015年に立命館大学に入学。趣味は家族とプロレス観戦。初恋の人もプロレスラーだったと話す21歳。

STAFF
演出:勝勇太
構成:田代裕・重乃康紀
ナレーター:窪田等
撮影:水上智重子・濱崎務・吉村順平
音効:中嶋尊史
編集:宮島亜紀
プロデューサー:中村卓也

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