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2018年04月22日(日) 放送分

松本花奈映画監督
Vol.999

“ハタチの情熱”第3夜は現役女子大生映画監督、松本花奈。
ドラマやHKT48のMV制作の舞台裏で見せた“オトナを魅了するクリエーター魂”とは

14歳で映像制作を始め、17歳の時に撮影した映画が新人監督の登竜門と言われる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で審査員特別賞と観客賞をダブル受賞。岩井俊二監督をして「この作品は既に事件だ」と絶賛させたことで"天才女子高生映画監督"と話題をさらった松本花奈(はな)。現在は慶應義塾大学に在籍しながら、昨夏アイドルグループHKT48の「キスは待つしかないのでしょうか?」のミュージックビデオ監督に抜擢され、同世代である10代の女性監督だからこそ引き出せたメンバーの自然な笑顔が評判を呼んだ。
自身も可憐な容貌を持ち女優としての活動経験もある松本だが「タイプ的にドロドロになって這いつくばるのが好きで、裏方が性分に合ってるな」と言う。
番組ではこの春、再びHKT48の新曲MVの監督を依頼されるなど、多忙を極める彼女に密着する。無論、テーマも映像の世界観も全て"ハタチの監督"松本が主導する現場だ。年上ばかりのスタッフを一体どうやって引っ張っていくのか?「礼儀」をわきまえながらも、土足で相手の懐に入り込むかのような単刀直入さを持つ不思議な魅力をカメラが追った。
 さらに、とかく"若い感性"を求められる松本が、今、本当に表現したいことは何なのか?番組から映像作りを依頼してみると...監督も脚本も編集も全てたった一人で作り上げた作品に彼女が込めた"20歳の叫び"とは。

PROFILE

1998年大阪府出身。女優として活動する傍ら14歳で映像制作を始め、日本大学鶴ヶ丘高等学校在学時の2014年に監督・脚本・編集を手掛けた映画「真夏の夢」がNPO 法人映画甲子園主催eiga worldcup最優秀作品賞を受賞。2016年「脱脱脱脱17」が審査員特別賞・観客賞を受賞。物怖じしない率直な性格の持ち主だが、洋服を買うのに何時間も悩んだり、「ピアスもしてみたいし、お化粧ももっとしてみたいけど・・」とお洒落には尻込みするタイプの20歳。

STAFF
演出:申 成皓
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:濱埼務
音効:早船 麻季
編集:鈴尾啓太
制作協力:オルタスジャパン
プロデューサー:中村卓也・重乃康紀

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