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Vol.994
2018年03月18日(日) 放送分

熊谷和徳[ タップダンサー ]

世界が絶賛する天才タップダンサーに密着!
孤独と挫折から世界の頂点に上りつめた40歳が奏でる“圧巻の即興ステップ”に迫る

一昨年、アメリカであらゆるジャンルのダンスの最高峰とされる通称「BESSIE AWARD」の最優秀パフォーマー賞をアジア人として初めて受賞したタップダンサーの熊谷和徳。超高速の足さばきと全て"即興"で生み出される豊かで独創的な表現が特徴で、単身渡米して20年、ストリートやJAZZクラブを舞台にめきめきと頭角を表し、現在はNYを拠点に全米やヨーロッパで公演をする一方、日本でも大手企業のCMに出演し「あのダンサーは何者?」と話題を集める40歳だ。
タップダンスのルーツは諸説あるが、歌うことも話すことも禁じられた黒人奴隷が足を踏み鳴らすことで手に入れた感情表現の手段とも言われており、日本ではそれほどメジャーではない。
だが、幼いころから喘息の発作を繰り返し内向的で友達も出来なかった熊谷は15歳で映画「TAP」に出合い、主演ダンサーのグレゴリーハインズによる内面がほとばしるような激しいタップに魅了され人生が一転。19歳で渡米し、25歳でタップダンスの花形の祭典に出演、その名は次第に現地で轟くようになる。2006年には「今、世界で見るべきダンサー25人」に選ばれ、"日本のグレゴリーハインズ"と称されるなど目覚ましい活躍を続けて来た。今、40歳を過ぎ、タップダンサーとしてこれからの自分が奏でるべき靴音とはどんなものであるべきかを問い直す天才ダンサーの姿に密着する。
さらに今月、故郷仙台で行う凱旋公演の舞台裏も取材。世界を魅了する驚異のパフォーマンスの秘密に迫る。

PROFILE

1977年 宮城県生まれ。15歳の頃、映画「TAP」を観て感銘を受け19歳で渡米。ニューヨーク大学に通いながら、本場でタップを学び始める。20歳でブロードウェイの大人気タップダンスミュージカル「NOISE/FUNK」のオーディションに合格するも、就労ビザが下りず出演は果たせず。その後、様々なダンスシーンで独自に活躍し、25歳でタップダンスの花形「ニューヨークタップフェスティバル」に出演。様々な現地メディアで取り上げられる存在となり、タップ界のアカデミー賞ともいわれる「フローバート賞」はじめ、数々の権威ある賞を受賞。取材ディレクター曰く「物静かで普段はあまり多くを語らないお人柄。どこに行っても常に足がリズムを刻んでいる全身全霊のタップダンサーです」現在はNYを拠点にヨーロッパ、日本を行き来する40歳。

STAFF
演出:今野利彦
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:浜崎務
音効:早船 麻季
制作協力:オルタスジャパン
プロデューサー:中村卓也・重乃康紀

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