BACK NUMBER過去の放送

2018年03月04日(日) 放送分

濱田美栄フィギュアスケートコーチ
Vol.992

平昌五輪4位!のフィギュアスケート宮原を育てたスケートコーチに密着。
世界のトップスケーターを育てる秘密とは?

ミスの無いパーフェクトな演技で自己ベストを大幅に更新し、見事五輪初出場にして4位を獲得したフィギュアスケートの宮原知子。
演技直前、リンクサイドで手をつなぎ額を合わせ目をつむる宮原とコーチの濱田美栄の姿が印象的だったが、これは宮原がシニアに上がったころからの2人の「ルーティーン」。氷上での孤独な闘いに挑む宮原を陰に日向に支え続けて来た濱田の存在は、去年怪我に苦しみながらも五輪初出場を果たし4位という大健闘を語るうえで計り知れないほどだ。
コーチ歴35年という大ベテランの濱田だが、宮原以外にも本田真凜・紀平梨花ら実力ある選手を数多く教え、去年の全日本選手権では10位以内のうち実に4人が浜田の門下生という。一体なぜ彼女のもとにトップスケーターが集まるのか?その練習にカメラを向けてみると、濱田流のジャンプ指導にはある秘密が隠されていた...。
また、去年5月のカナダ・アメリカ遠征で、本田真凜らのシーズンプログラムを作り上げていく様子にも密着する。遠征先では選手とひとつ屋根の下で過ごす事も多く、スケート指導以外にも料理や洗濯、さらに航空券や宿泊先の手配までこなす濱田の姿はまるで母親のよう...心身ともに深い絆で結ばれ、選手に大きな影響を与えるスケートコーチという仕事の舞台裏もお伝えする。

PROFILE

1959年京都府出身。同志社大学卒業後、関西を拠点に幼い子供から宮原知子・本田真凜・白岩優奈・紀平梨花らトップスケーターまで約40人の教え子を持つ。選手の個性に合わせた指導には定評があり、その手腕は海外からも高く評価される。ちなみに選手の間では“厳しいコーチ”としても有名で、取材中、「コーチが怖いと思う人~?」と尋ねると、全員が「はい!」と手を挙げる場面も…。指導歴35年、とにかくスケートを教えることが大好きで「将来老人ホームに入っても、リンクに通ってしまいたいほどです」と話す58歳。

STAFF
演出:宮瀬永二郎
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:稲岡和彦・水上智重子
音効:中嶋尊史
編集:天野衛
制作協力:MBS・AZUSA
プロデューサー:中村卓也・武藤靖

このサイトをシェアする