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2018年02月18日(日) 放送分

羽生善治×井山裕太将棋棋士 / 囲碁棋士
Vol.990

将棋・囲碁界に君臨する2人の天才棋士が初の国民栄誉賞を同時受賞!
受賞の舞台裏と意外な本音…羽生×井山のスペシャル独占対談で明かす「今と、これから」

2018年の年明け早々に、将棋・囲碁界にビッグニュースが舞い込んだ。
将棋界からは羽生善治、囲碁界から井山裕太が国民栄誉賞を同時受賞。将棋・囲碁界共に棋士が国民栄誉賞を受賞することは初めてのことだ。
いずれも中学生でプロデビューし、厳しい勝負の世界において自らの頭脳だけを頼りに前人未踏のタイトルの数々を獲得して来た"絶対王者"。番組ではこれまで二人にとって大一番となる戦いの前後に密着取材をし、放送をして来たが(羽生善治:2002年7月7日、2008年12月28日放送/井山裕太:2013年1月13日放送)今回、国民栄誉賞同時受賞を受けて、改めて今の二人にカメラを向けた。
13日に予定されている国民栄誉賞受賞式の舞台裏に加え、フィールドは違えど常に比較され続ける2人が日ごろ胸に秘めているお互いへの素朴な疑問や意外な本音をぶつけあう独占対談も実現。年齢は19歳離れているが、孤独の中でまだ誰も見たことの無い地平を切り開き続けて来た2人の天才の「今、思うこと」が詰まった30分。さらには、放送前日に予定されている羽生と最年少プロ棋士の藤井聡太との公式戦初対局の模様もお伝えする。

PROFILE

羽生善治(将棋棋士)
1970年埼玉県出身。中学3年生でプロデビューし、史上3人目(当時)の中学生棋士となる。19歳で初のメジャータイトル(竜王)を獲得し、26歳で将棋界で史上初の7タイトル独占(七冠)を達成。その後、今に至るまで第一線で活躍。2017年には史上初の永世七冠を達成。通算優勝回数154回、公式戦優勝回数143回、タイトル獲得99期は歴代単独1位、獲得賞金・対局料ランキング首位22回も歴代1位。47歳。

井山裕太(囲碁棋士)
1989年大阪府出身。中学1年生でプロデビューし16歳で史上初の飛び級昇進を果たし20歳で名人を獲得。2016年には囲碁界初のメジャータイトル七つを制覇(七冠)。その後一度は六冠になるも、2017年に二度目の七冠に返り咲く。二度の七冠達成は囲碁・将棋界において史上初の快挙。2011年から7年連続賞金ランキング1位。28歳。

STAFF
演出:三木哲
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:古本春樹
音効:中嶋尊史
編集:宮島亜紀
制作協力:東北新社
プロデューサー:中村卓也・山本喜彦

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