( ΘェΘ)<ゲストさん、インタビューでぇ〜す

「パンダが町にやってくる」では、劇中の音楽に80年代〜90年代のヒット曲を使っています。このきっかけとなったのが、2007年4月25日にリリースされた『R35 Sweet J-Ballads』というCD。発売以来70週にわたり、オリコンウィークリーランキングにチャートインし続け、累計売り上げ枚数120万枚を突破!J−POPコンピの歴史に金字塔を打ち立てました。ドラマでは、このR35(35歳以上限定)に当たる80年代〜90年代の8つのヒット曲をピックアップ。毎週、その曲が劇中で流れるとともに、アーティストの方にも、ヒロイン若菜翔子がDJ如月奈々として担当するラジオ番組「ムーンライト・キッス」に出演してもらっています。
このページでは、アーティストの方に、曲が発売された当時を振り返ってもらい、その曲への想いと印象的な思い出を語っていただきました。

第7週(12月16日放送)のゲスト
山根康広さん
「Get Along Together」(1993年1月発売)

第7週のテーマは「私の宝物」。人生の中で自分の一番の宝物とは何か、を考えた翔子の選択は? 7週目の劇中音楽、山根康広さんの「Get Along Together」は、結婚する友人のために1週間で書き上げたというラブソングです。
 「最初に話が来た時は、ラジオのゲストを演じるということで、普段の感じでいいと言われたんですが、やってみると、次のセリフがあったりして、難しかったですね。緊張しますよ〜。皆さん、普段さりげなく演じていらっしゃると思ってたんですが、大変ですねえ。見ているだけではわからなかったです」と山根さん。このラジオ番組出演シーンは第32話12月16日の放送です。

「Get Along Together」は山根さんのデビューシングル。「僕はあったことを詩に書いて曲にしているので、作るときにむちゃくちゃ悩んだりとか、しなかった気がします」。結婚する友達がスピーチの替わりに書いてくれといわれて書いた、というこの曲。「前日になっても書いてたんで、『ヤバイな〜』と思って…」。焦って作っていたのは覚えていると、山根さん。結婚式当日の明け方、ついに煮詰まってシャワーを浴びた時に、「冷たい雨の中 傘もささずに」というフレーズが出てきたとか。「『Get Along Together』は、皆さんとの出会いの曲で、有線からリクエストがあって盛り上がっていった曲。知らないところで皆さんの思い出になって育っていって、みんなの曲になったんだなあ…」としみじみ。

今でも山根さんの曲づくりのスタンスは当時と変わらない。「考えたら考えただけ、凝った曲になるし、それで気に入ることもあるけど、ふと思いついたフレーズや曲で書く方が、伝わることがある曲になることもある。考えずに自分が思っていることを曲にしていくことで、みんなも共感できる。いい意味でアマチュアの精神忘れずにやっていきたい」といいます。

当時を振り返って山根さんは、「その時はみんながけっこう曲に思い出を持っていた時代。みんなの日々の生活に音楽が近かったと思います。今でも曲を聞くことで、その時代を思い出したり、当時の考え方や行動を思い出したりできる。歌が時代とともにあった気がします」。今は音楽もリズム、ノリ、テンポなど新しく進化していっているが、「僕自身はみんなに残る曲、スタンダードになれる曲を一曲でも作っていきたい」と山根さん。

「納得して聞いてもらわないと…」という完璧主義から、新曲を出す時は必ず遅れるとか。このドラマの放送中に新曲が「運が良ければ出てるかも…」とのことでした。


15th.ANNIVERSARY THE VERY BEST of BEST
   YASUHIRO YAMANE
   “HELLO BABY !”1993-2007


<DISC1>
01.GET ALONG TOGETHER
02.GOOD-BYE LOVE ROAD
03.「さよなら」を言い出せないまま
04.恋人よ
05.YELLを君に
06.永遠の約束
07.FINAL CHANCE
08.恋という名の翼
09.EVERYONE
10.STAGE
11.ALWAYS
12.ALWAYSU
13.SHE’S MY LADY
14.REACH FOR THE STAR
15.少年
16.WALK WITH YOU
<DISC2>
01.MR.FRIENDS
02.LET ME GO NOW
03.I’LL BE THERE
04.SUMMER DAYS 99
05.BOYS & GIRLS
06.観覧車
07.LOVE GENERATION
08.on the BACK STREET
09.be-ALIVE
10.この愛をかけて
11.BLUE BIRD
12.HEART
13.夜間飛行
14.八月の詩
★Bonus Track
15.GET ALONG TOGETHER
-Orchestra version-
Orchestra arrangement:
 Kazuo Nobuta



もどる?>(ΘェΘ )