第一話 無風地帯 脚本:佐藤二朗 演出:堤幸彦
(ゲスト)葉山レイコ、水崎綾女、木村了、西岡徳馬/ほか

尾形家は、家長・久国、妻・咲子、長女・叡子、長男・潤一の四人家族。潤一はナイショで父と同じ女性とつきあっていて、叡子は大学の先輩に夢中と、家族の心の中はセックスのことばかり。その中でひとり家事のことだけ考えている咲子に七瀬は興味をもつが……。

第二話 水蜜桃 脚本:佐藤二朗 演出:堤幸彦
(ゲスト)田山涼成、千葉雅子、正名僕蔵、佐藤寛子、須賀健太/ほか

桐生家の家長・勝美は2年前に定年退職後、ずっと家でブラブラし続け、家族からは疎まれている。やがて勝美は七瀬に水蜜桃のイメージを重ね、彼女を抱けば若さを取り戻せると妄想を抱くようになる。ついに夜ばいをかけてきた勝美に七瀬は……。

第三話 澱の呪縛 脚本:池田鉄洋 演出:白石達也
(ゲスト)清水ミチコ、浜野謙太、山本浩司、橋本じゅん

古書店を営む神波家は、とても不潔な家で異臭にまみれていた。妻・兼子(清水ミチコ)のずぼらな性格が影響し、8人の子供達もだらしなく育ってしまったのだ。あまりのニオイに耐えかねた七瀬(木南晴夏)は奮起して大掃除するが、なぜか一家は七瀬を敵視する。

第四話 青春讃歌 脚本:江本純子 演出:高橋洋人
(ゲスト)小沢真珠、堀部圭亮

河原家は夫婦仲がよろしくない。妻・陽子(小沢真珠)は38歳という年齢のわりに若くエネルギッシュで、年下の男性に夢中。45歳の夫・寿郎(堀部圭亮)は中年には中年の良さがあるのだから年齢相応であれ、という考え方で陽子の行動に否定的だ。ある時から陽子は七瀬(木南晴夏)の若さをうらやみはじめて……。

第五話 紅蓮菩薩 脚本:佐藤二朗 演出:深迫康之
(ゲスト)眞島秀和、井村空美

根岸新三(眞島秀和)と菊子(井村空美)夫妻には生後10ヶ月の赤ん坊がいる。一見幸せそうな夫婦だが、実は新三は浮気をしていた。菊子はそのことを知りながらもできる妻を演じている。
新三は心理学の教授で、偶然にも以前、七瀬の父親をESP能力の測定に参加させていたことがわかる。七瀬の父は高い能力を示していたことを思い出した新三は、娘・七瀬(木南晴夏)にも遺伝しているのでは?と興味を抱く。ついに七瀬の能力は発見されてしまうのか……?

第六話 日曜画家 脚本:佐藤二朗 演出:白石達也
(ゲスト)矢島健一、石野真子、菊田大輔

竹村家の家長・天州(矢島健一)は平日は会社に勤め、休日は家で絵を描いている「日曜画家」。かつては新聞の挿絵も描いたことがあったが、今はお金になる絵をまったく描いていないため、妻・登志(石野真子)を苛立たせていた。芸術家だけに天州の心の中はとても特殊で図形で表されている。
そんな中で、七瀬(木南晴夏)のことだけは「雪」のイメージになっているのを見て、七瀬は少し天州に好感をもつ。

第七話 知と欲 脚本:前田司郎 演出:深迫康之
(ゲスト)本田博太郎、鈴木一真、阿部真里、徳井優

山崎家は、老境に入った人気脚本家の潤三郎(本田博太郎)と息子・洋司(鈴木一真)のふたり暮らし。潤三郎は映画にもなったヒット作をもつ巨匠だが、最近、執筆が思うように進まない。彼の元に脚本をとりにやってくるテレビ局の若い女性プロデューサー遠藤恵理(阿部真里)の心の中を七瀬(木南晴夏)が読むと、彼女が潤三郎にあまり期待していないことがわかった。
もう一度、創作の炎を燃やしたい……潤三郎の考えた作戦は、七瀬を驚かせる。

第八話 亡母渇仰 脚本:前田司郎 演出:藤原知之
(ゲスト)東風万智子、黄川田将也、佐藤二朗

清水家の女主人・恒子(宍戸美和公)が死んだ。葬式でひとり息子・信太郎(黄川田将也)は泣いてばかりで参列者は皆、呆れている。七瀬(木南晴夏)が信太郎の心を読んだところ、彼は極度のマザコンで母親にはげしく依存していた。
恒子は信太郎の妻・幸江(東風万智子)にいつもきつく当たり、信太郎にも幸江よりも恒子がいないと何もできないと思い込ませていた。
静かな葬式の席だが、実は心の中では皆様々な考えを巡らせている。参列者の様々な心の声を聞いていた七瀬は、そこに思いがけない声をキャッチし戦慄を覚える……。

第九話 芝生は緑〜市川家編〜 脚本:上田誠 演出:堤幸彦
(ゲスト)西村和彦、星野真里、大河内浩、野波麻帆

設計士の市川省吾(西村和彦)は、スーパーの内装設計のため一週間、自宅マンションに籠ることに。
七瀬(木南晴夏)は、その間、妻・季子(星野真里)のサポートをするために雇われた。仕事が忙しくなってくると省吾の感情は昂って、季子のやることなすことがいちいち気に入らず、怒ってばかり。
省吾は、ダメな妻よりもマンションの隣の部屋に住む高木家の妻・直子(野波麻帆)にベタ惚れだった。
一方、季子のほうも、かかりつけの医者に夢中。その医者の素性を知って、七瀬はすっかり呆れてしまう……。

最終回 芝生は緑〜高木家編〜 脚本:上田誠 演出:堤幸彦
(ゲスト)大河内浩、野波麻帆、西村和彦、星野真里

市川家での雇用契約期間が終った七瀬(木南晴夏)は、今度はお隣の高木家の家政婦をすることになった。
高木直子(野波麻帆)の市川省吾(西村和彦)に対する思い、高木輝夫(大河内浩)の市川季子(星野真里)への言葉にならない思いを読むたび、七瀬は許し難い気持ちを抱いていく。
この4人の不道徳さを戒めることが超能力者としての使命だと考えた七瀬は、大それた実験をすることを決意。それは4人の不倫願望を実現させるというものだった。
七瀬はテレパシーを駆使して、直子と省吾、輝夫と季子を急接近させていく。ついに二組の夫婦の関係性に変化が……。


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