ドラマ30『家族善哉』(40回) 放送終了


〈第5週のあらすじ〉

第21話(12月25日 月曜)
 静代(加藤登紀子)の意識が戻らないかもしれないと聞いた咲子(竹内都子) は頭が真っ白。とりあえず、1人暮らしになった鉄造(池乃めだか)に身の回り のことが出来るように教え始める。紘太郎(嶋大輔)も鉄造を元気づけようと、 密かに家に食事を作りにゆくが、結局、あと片付けは咲子の仕事に。鉄造のお百 度参りのかいもあってか、しばらくして静代の意識が奇跡的に戻る。

第22話(12月26日 火曜)
 静代の2人部屋の入院患者は、奈々(南山千恵美)と誠(山田かつろう)とい う新婚さん。が、そのラブラブぶりに静代までが影響され、「大好き」や「あり がとう」を連発するものだから、咲子は閉口する。静代の意識は戻ったものの、 しばらくは鉄造と交替で付き添うことになった咲子は学校と病院の往復でますま す忙しい。
 そんな時、奈々が退院することになった。誠から奈々の余命があとわずかしか ないということを聞いた咲子は、その思いをポエムに書く。

第23話(12月27日 水曜)
 咲子が選挙で学級委員に選ばれた。瑛子(寺田有希)や紗弥加(古田ひろこ) はサポートするというが、学級委員を狙っていたルミ子(芝原渚)は何かと咲子 に突っかかる。忙しさのあまりにろくに勉強できなかった咲子は、数学で1人だ け追試を受けることに。そんな咲子に静代は「抱えすぎるより、迷惑をかけて 『ありがとう』と言う方がお互い幸せよ」と言う。病院から咲子が帰ると、学校 の同級生が美佐緒(赤松悠実)や新哉(窪田正孝)とともに夕食を作って待って くれていた。咲子は素直に感謝する。

第24話(12月28日 木曜)
 静代がようやく退院することになり、咲子は実家に手伝いに。家事は紘太郎が 有給休暇を取って引き受けてくれた。家族に支えられ、無事に追試にも合格した 咲子。抱えすぎないことを決めた咲子は学級委員を辞任し、自分の代わりに天童 を推薦する。
 そんな時、芙美子(岩崎良美)がお菓子のコンクールで優秀賞を取ったとうれ しそう煮やって来た。200人近くが応募したと得意気に語る芙美子。そこへ学 校の礼子もやって来て久々に同級生3人が顔を揃える。礼子は咲子のポエムが全国 高校生ポエムコンクールでグランプリを取ったと知らせに来たのだ。それを聞い た芙美子は・・・。

第25話(12月29日 金曜)
 鉄造の家事の腕も上がり、ようやく落ち着いた日々を取り戻した咲子。そんな ある日、誠が1人でハワイの土産を持って橋本家を訪ねて来た。何も知らずに奈 々との仲を冷やかす鉄造に誠は「奈々は先週、天使になりました」と告げる。一 緒にハワイに行って最後まで楽しく過ごせたと語る誠に、涙が止まらない咲子。 家に帰った咲子は、思わず家族を抱きしめるのだった。
 そんなある日、突然、紘太郎が会社でリストラを言い渡された。何も知らない 咲子たちだが・・・。