ドラマ30『家族善哉』(40回) 放送終了


〈第2週のあらすじ〉

第6話(12月4日 月曜)
 担任の山口(川原田樹)が咲子(竹内都子)の結婚指輪を認めると宣言。するとルミ子(芝原渚)が「不倫相手だからかばうんですか?」と指摘する。教頭(尾崎麿基)から注意された山口は落ち込むが、咲子は「全然平気」と言う。
 咲子の友人・芙美子(岩崎良美)が夫の圭助(金山一彦)からかまってもらえないと、娘のユカ(中山心)を連れてやって来た。しばらく居座るつもりらしい。さらに泊まりに来た美佐緒(赤松悠実)の友人エリカ(林樹里)や、亜美(細川友美)までが家出して来て、石井家はにわかに女だらけに。

第7話(12月5日 火曜)
 亜美の家出は母親に日記を見られたことだった。咲子は「私は絶対にしない」と言い切る。一方、石井家の台所を手伝うことになった芙美子は朝からホテル並の朝食を用意する。
 咲子に反発するルミ子が授業をボイコット。それを「校則違反じゃないの?」と切り替えし、教室に戻した咲子だったが、ルミ子から新哉(窪田正孝)が妊娠検査薬を買っていたのを見たと聞き…。

第8話(12月6日 水曜)
 真偽をたしかめるために、咲子は新哉の部屋に入り込んでポーチの中に妊娠検査薬を探すが、見つからない。子供を信頼せずに、勝手に子供のものを見てしまった咲子は落ち込む。咲子は母の静代(加藤登紀子)を訪ね、「母親として自信を無くした」というが、静代は自分も紘太郎から咲子に当てた手紙を盗み見たことがあると、あっけらかん。咲子は事実を新哉に告げて謝ることに。新哉の返事は意外なものだった。美佐緒に無理やり買わされたのだという。咲子はさらに愕然。
 美佐緒を問い詰める咲子にエリカが自分が使ったものだという。妊娠していなくてホッとしたと言う。咲子は子供たちが命の大切さをどう思っているのかと…。

第9話(12月7日 木曜)
 咲子は前から保健室の礼子(千堂あきほ)に頼まれていた、「命の授業」で自分の体験を話して欲しいという申し出を受ける。咲子は美佐緒のことを気にしていたのだが、本人は「別に行かないし」と知らん顔。そんな時、咲子のクラスに転校生・高千穂瑛子(寺田有希)がやって来る。その彼女こそ、新哉が偶然一目ぼれした女性だった。
 「命の授業」は大盛況のうちに始まる。生徒たちにありのままの気持ちを話す咲子だったが、「堕ろそうかと思った」という咲子の話を、当の美佐緒が立ち聞きし・・・。

第10話(12月8日 金曜)
 ショックを受けた美佐緒は走り去る。咲子は「命の授業」を続け、どんな思いで子供を産んだのかを心を込めて話し、生徒たちは感動する。が、美佐緒はなかなか帰って来ず、咲子はひたすら待つ。
 当の美佐緒は偶然、娘に荷物を届けに来た亜美の母親(ひろみどり)と出会い、亜美を産んだ時の思いを聞かされて、荷物を預かる。その足で美佐緒は静代を訪ねる。静代から咲子がすべてと引き換えに美佐緒を生んだと聞かされた美佐緒は、家に帰り、咲子に「心配かけてごめんなさい」と素直に謝る。
 そのころ、紘太郎(嶋大輔)は通っていたクラブのホステス・エレナ(古藤ロレナ)から呼び出され…。