ドラマ30『家族善哉』(40回) 放送終了


上沢貢役 中村優一さんインタビュー







美佐緒の憧れの君・・・なのに好きになったのはお母さんの咲子さん!って、ありえなーい!!そんな「まさか!」の上沢貢を演じる中村優一さんにお話を聞きました。

―上沢貢役をどう思われましたか?
最初はすごい真面目でクールで勉強が出来てっていうイメージの上沢が、年上の人を好きになって実際に告白するっていうのは、びっくりしましたね。そういう経験ないし・・・。まさか!こういう役をやるとは、っていう感じでした。

―告白のシーンは実際演じられてどうでした?
すごく緊張しましたね。上沢は勉強は出来るのに、そういうところはヌケているのかな?って。たぶん勉強が出来るだけに、ほかが見えなくなるっていうか、好きなるっていうこと自体、そういう(まわりが見えなくなる)ことなのかな?と。

―中村さんご自身ならどうします?
目の前で告白できないから、電話とかに頼っちゃう。実際、僕は女の人の前で直接はダメですね。今の僕ではありえない…。

―上沢と中村さんと似ているところはありますか?
好きなると真っ直ぐなところは似てますね。僕は勉強は好きですけど、あんまり出来ないし…好きになったものに入り込むっていうところが似ているところでしょうか。コレクションするのが好きなんですよ。ビックリマンチョコとか・・・。

―ビックリマンってずいぶん昔に流行った・・・?
最近、新シリーズが出ているんですよ。あとは服とかはすごく好きですね。自分に似合った、個性が出せる服をどれだけ探せるか。それとシルバーアクセサリーとかも好きです。自分のアクセサリーを作りたくて、デザインとかもしています。

―中村さんの個性ってどんなところでしょうか?
(笑って)個性ないんですよね〜。

―では、ご自分で魅力的だと思うところは?
魅力?!(ビックリしたように)俺の魅力?
(しばし考えて・・・)この鼻が好きなんですけど・・・(と、指で鼻筋を辿りつつ)この曲がった鼻が好きです。あとはチャームポイントと言ったら、爪がきれいなところ。(と、細長い爪を見せて)手タレ(手だけのタレント)になろうか、と思うんですよ。

―手タレは勿体ないですよ。せっかくの美形なんですから。ところで、今回の上沢を演じていかがでしたか?
常に緊張してましたね。久しぶりに細かい演出をされて戸惑いましたし。これまでの「仮面ライダー」や舞台とはまた違って、いい刺激になったと思いました。スタジオでこんなに長く仕事をするのは「ごくせん」以来かな?

―上沢を演じる時に一番気を使ったというか、気をつけた点はありますか?
真面目な役なので、ちょっとした姿勢や仕草が難しくて・・・。新哉の方がやりやすそう。上沢はクールな役なので、姿勢とか気にしちゃいましたね。普通のことが難しいことでした。「あっ」「うん」「えっ」という一言が難しいんです。これはどういう「うん」なんだろう?って。求められることがわかっているのに、自分で上手く出せないのが悔しいこともありました。悩み出すと、悩みだけがからまわりして…。僕はどっちかというとマイナス志向なんで、終わってからも「もっとこうすればよかった」ってすごく反省してしまうんです。

―大阪での滞在が長かったんですが、関西の印象は?
実は僕、人見知りが激しいんです。それに地方に行くのが初めてだったので、関西弁には慣れなくて・・・最初は関西弁が怖かったですね。怒られているみたいで…。でも、共演の窪田正孝君が僕の友達の後輩だったんで、身近な感じで話せてよかったです。地元話できたし。

―それで、収録の合間は窪田さんと一緒のことが多かったんですね!プライベートやオフの時はどんな風にすごしていらっしゃるんですか?
何にもない時はずっと寝てるんですよ(笑)。寝すぎるくらい。それと、糖分を取っていないと調子が悪いんで、常にコーラとか炭酸系の飲み物を飲んだりしています。最近、タップダンスにはまってますね。最初は全然音が鳴らなかったんですけど、最近、ちょっとずつ鳴るようになってきて…そう4回目に初めて鳴ったんですよ!楽しいですね。駅とかで電車を待っている時にもステップの練習したりしています。あとはスノーボード。超好きです。毎年、行っているんが、今年も是非行きたいと思っています。

これからは「もっと中村優一のレベルアップをして、力をどんどんつけていった姿を見てもらえたら…」という中村さん。最終週に向けての上沢の恋の行方は見逃せまへんで!おっと、怖い関西弁のスタッフばっかりで、すんません・・・。