第9週のあらすじ






<第9週のあらすじ>

=第41話 7月25日(月)=
葉子(南野陽子)とソンミン(ミョンジュ)が祈るなか、ソンジェ(ヤン・ジヌ)の手術が終わった。
執刀した昭彦(升毅)は、手術は成功に終わり、もう心配ないと言う。葉子から連絡を受けた安岡(田村亮)と由紀(久本朋子)も、ともに喜んでいた。順調に回復しているソンジェを、ソンミンがソウルに連れて帰ろうとするが、ソンジェは日本に好きな人がいると告白し・・・。
 
=第42話 7月26日(火)=
 退院したソンジェが安岡のアトリエに行くと、ソンミンがやって来た。ソンジェが陶芸に打ち込む姿を見てもらおうと、安岡が呼んだのだった。
 ある日、葉子はソンミンから呼び出しを受ける。ソンミンは葉子に金を差し出し、ソンジェと別れるようにと言うが、葉子は固辞。葉子の真剣な気持ちを確認し、ソンジェを頼むと言葉を残しソウルに帰っていった。
翌日、アトリエで、葉子とソンジェが作品について悩んでいると、安岡が二人に、自分にとっての記念の作品を見せる。それは、安岡が亡き妻の遺骨を土に混ぜて作った花器だった。

=第43話 7月27日(水)=
 安岡から、妻への愛を込めた作品を見せられた葉子とソンジェは、二人でひとつの作品を作ることを決める。
 その頃昭彦は、病院を辞め地方に行くことを決め、志保(三津谷葉子)と和哉(結城洋平)に打ち明けた。葉子は、子供たちからそのことを聞かされるが、家に戻る意志のないことを伝える。病院に辞表を提出しに行った昭彦だったが、看護師の尚美(宮田早苗)から、急患が入ったと呼び止められると、血の気のない顔で運ばれてきたのはソンジェだった。

=第44話 7月28日(木)=
入院したソンジェは、体が思うように動かなくなり、歩行も困難になって、だんだん弱気になっていく。そんな中、葉子は昭彦から呼び出され、ソンジェの病状が深刻であることを告げられる。悪性リンパ腫で、長くて半年の命。しかも手術は不可能な状態だった。葉子は昭彦から、家族ではないのだからこれ以上は関わるなと言われるが、ソンジェは生き続けるのだから、二人で韓国に行くと告げる。

=第45話 7月29日(金)=
 昭彦は、外科部長時代に医療ミスの隠蔽があったことを内部告発し、警察に事情聴取を受けていた西園寺(松田悟志)の立場はさらに追い詰められる。医師としての自覚を取り戻した昭彦はついに病院を辞める。
 一方、葉子は容態が日に日に悪化していくソンジェとともに韓国へと旅立つ。
ソンジェの叔父が窯を構えていたという利川(イチョン)で、二人は共同で作品を作ろうと、希望を胸に旅立つ・・・。