第8週のあらすじ






<第8週のあらすじ>
=第36話 7月18日(月)=
 ソンジェ(ヤン・ジヌ)に促されて家に戻った葉子(南野陽子)。しかし安岡(田村亮)から、ソンジェが倒れて病院に運ばれたとの知らせが入り、翌朝には再び家を出て病院に向かう。昭彦(升毅)は悦子(渡辺典子)から、葉子がソンジェの付き添いで病院に来ていることを聞いて面白くないうえに、悦子までが西園寺(松田悟志)に取り入る様子を見せ、さらにショックを受ける。
 ソンジェはすぐに退院し、葉子と一緒にアパートに戻った。それを追うように安岡がやって来て、二人に、検査結果には特に問題はなかったことを報告する。安岡は葉子に、仕事を手伝って欲しいと呼び出すが・・・。

=第37話 7月19日(火)=
 ソンジェが胃がんであることを知った葉子は、昭彦に相談に行く。昭彦は、手術を受けなければ半年の命だと言い、慣れない日本よりもソウルでの治療を勧める。そして葉子から報告を受けた安岡は、ソンジェに、陶芸祭出品の前に治療に専念するようにとの理由をつけて帰国させようとする。
 治療費に悩んだソンジェは、金田(小林正寛)に金を借りようとホストクラブの事務所まで行くが、店は千草(あいはら友子)やサム(竹財輝之助)に乗っ取られようとしていて、金の話を切り出せる状況ではなかった。その夜・・・ソンジェが葉子に病気について聞き出そうとすると、葉子は泣き出してしまうのだった。

=第38話 7月20日(水)=
 ソンジェは日本で手術を受けることを決め、葉子も協力する決心をする。そして、葉子の家庭を壊したことに罪を感じるソンジェは、ある決意を固める。
 一方、病院内では西園寺と悦子の関係が噂になっていた。噂を聞きムシャクシャする昭彦。悦子が来たところに問い詰めても、悦子は噂を否定するそぶりもない。
 その頃、金田の事務所では、金田・由紀(久本朋子)・千草・サムの4人の睨み合いが続いていた。千草とサムは金田から店を奪おうとし、由紀は千草から出資金を取り戻そうとしているが、話はまとまらないまま、金田はサムを刺してしまう。

=第39話 7月21日(木)=
 サムは一命をとりとめた。拘置所まで金田に面会に行ったソンジェは、金田に対する恨みや怒りの気持ちはあるが、それでも家族なのだと伝え、涙目で去っていく金田を見送る。その後、葉子が金田の弁護士から連絡を受けて面会に行くと、金田は、自分の金をソンジェの手術に使ってほしいと言う。
 昭彦は、ソンジェの担当医の柳瀬(遠山俊也)から、ソンジェが昭彦の執刀を希望していることを聞き、困惑する。昭彦からそのことを聞いて驚いた葉子だが、葉子が愛した昭彦を信じていると言うソンジェの気持ちを尊重しようとする。葉子とソンジェは、二人で昭彦に頼みに井手家に行くが、話し合いの途中、ソンジェは吐血し倒れてしまう。

=第40話 7月22日(金)=
 昭彦は、ソンジェの頼みをなかなか受けようとせず、帰国を勧めてばかりいた。そんな昭彦に対し、葉子は、ソンジェを助けてくれるのならソンジェと別れても構わないとまで言い、安岡は、プライドよりも人を思いやる気持ちが大切であると諭す。葉子や安岡の言葉に心を動かされつつあったところに、昭彦は、病院から急患の呼び出しを受ける。交通事故だった。軽傷で運ばれてきた代議士より重傷の患者を優先的に治療した昭彦は、翌日西園寺に呼び出されて代議士に謝罪に行くよう言われるが、医師として間違っていないと主張する。そして、医師としての自覚を取り戻した昭彦は、ついにソンジェの執刀を決意する。