第7週のあらすじ






<第7週のあらすじ>
=第31話 7月11日(月)=
 ソンジェ(ヤン・ジヌ)が葉子(南野陽子)のもとを去り、ひと月が経っていた。ある日葉子は、アパートを訪ねてきた志保(三津谷葉子)を送った帰り、公園で主婦たちが騒いでいるのを目撃する。騒ぎの様子を見ると、彼女たちが見ていたのはホームレスの男。顔を見ると、その男はなんとソンジェだった。別人のように変わり果て、奇行をはたらくソンジェ。葉子が必死でソンジェを抑えようとしているところに安岡(田村亮)が通りかかり、そのままアトリエに連れて行くが・・・。

=第32話 7月12日(火)=
 葉子がパートから戻ったところに和哉(結城洋平)から電話があり、志保とともに家を出ると言う。慌てて井手家へ行ったところに昭彦も駆けつけて来るが、それは、志保と和哉が準備した昭彦のバースデーパーティーだった。久々の、家族4人での笑顔が揃う食卓。しかしすぐに、突然の悦子の来訪によって滅茶苦茶になってしまう。
 一方、安岡のアトリエから消えたソンジェは、金田(小林正寛)の店に現れて、千草(あいはら友子)に水割りをかけたり、サム(竹財輝之助)を殴りつけたりと騒ぎを起こす。見かねた金田は、ソンジェを葉子のアパートへ連れて行く。翌朝、葉子がソンジェに対し心を尽くしているのに対し、ソンジェは飛び出ていってしまう。

=第33話 7月13日(水)=
 病院で西園寺(松田悟志)から、勝手に手術を外されたり、再び任されたりしてイライラしていた昭彦。その西園寺のやり方に不満をこぼすと、それを口実に外科部長を解任されてしまう。
 昭彦が解任された日の夜、普段から葉子に対して不気味なほどに親切に接している西野(皆川猿時)が、葉子のアパートに現れた。西野が部屋の中を物色し、葉子にいきなり抱きついてきたところを助けたのは、そっと葉子のアパートを見つめていたソンジェだった。日ごろの疲れが溜まっていた葉子はそのまま倒れてしまい、ソンジェが献身的に看病する。これをきっかけに二人はお互いの愛を確かめ合い、一緒に陶芸をしながら生きることを誓う。

=第34話 7月14日(木)=
 西園寺から外科部長を解任された昭彦だが、さらに病院内での居場所を失っていく。家に戻ってからも放心している状態で、志保と和哉は昭彦のことが心配になる。
 一方、気持ちを確かめ合った葉子とソンジェは、夢のような時間を過ごしていた。二人は、ソンジェが幼少を過ごした利川(イチョン)で一緒に陶芸をしたいと語り合う。ある日、葉子の快気祝いに、二人で新宿にサムルノリのライブを観に行き、家に戻ってからも幸せな気分に浸っているところへ昭彦が飛び込んで来る。離婚すると怒鳴り散らして出て行った昭彦を追ってソンジェが探しに行くと、昭彦は若者たちに殴りかかられていた。それを助けたソンジェだが...。

=第35話 7月15日(金)=
 葉子が久々にパートに出ると、西野から、辞めてほしいと言われる。西野の言動に腹をたてた葉子は、西野が部屋に押しかけてきたことなどを同僚の前でぶちまけて出て行ってしまう。新たに仕事を探そうと思っていたところ、安岡から陶芸講師の話を持ちかけられ、週に2回の講師を引き受けることになる。
 葉子と昭彦は、お互い離婚に向かって気持ちを固めつつあった。しかし志保と和哉は二人のことを心配し、志保は葉子を訪ねてアパートに行く。アパートの前でソンジェに会い、家族の状況をこぼすが、それを聞いたソンジェは心を痛め、葉子に、家に戻って欲しいと言う。ソンジェの言葉に促されて葉子は一旦家に戻り、家族団らんの時を過ごす。しかし、その頃ソンジェの身には...。