第2週のあらすじ






=第6話 6月6日(月)=
 葉子(南野陽子)は昭彦(升毅)から、韓国人の若者が交通事故で運ばれてきたことを知らされる。その被害者がソンジェであることを確かめ、昭彦の出張の日に見舞いに行くと、ソンジェは目を潤ませながら葉子にむかって一緒にいたいと告げる。葉子は一瞬戸惑うが、次の日もやはりソンジェの世話をしに来てしまっていた。しかし、同じ頃病院には、学会が早く終わり出張から戻った昭彦や、クレープ屋で働くソンジェに片想いしている長女・志保(高畠華澄)もいた・・・。

=第7話 6月7日(火)=
 昭彦は看護師の真鍋尚美(宮田早苗)から、葉子が病院に来ていたことを聞かされる。それについて昭彦から聞かれた葉子は、陶芸教室の友人が入院したのだと嘘をついてしまう。
 ソンジェが葉子に心を開いてくれる一方で、金田(小林正寛)からは、ソンジェの治療費として10万円を要求されていた。葉子は金田に金を渡さず直接病院の会計に払い込み、ソンジェは尚美から既に治療費が支払われていることを聞かされる。金田から、葉子が払ったのだろうと聞いたソンジェは、葉子にお礼の電話をかけるが、葉子はもう会わないほうがいいと言う。その翌朝、病院から昭彦に、ソンジェがいなくなったとの電話がかかってきた。 

=第8話 6月8日(水)=
 失踪したソンジェから葉子に電話が来て会いに行くと、弟・ソンウ(キム・ジョンフン)の居場所が分かり、これから会いに行くのだと言う。土産を買い込んで会いに行ったソンジェだが、ソンウの恋人だった水木佳織(清水美那)から、ソンウは1週間前に亡くなったことを知らされ、佳織と供に泣き崩れる。
 陶芸教室の仲間と韓国料理を食べに行った葉子は、店から出た瞬間ソンジェの後姿を見つけ、安岡(田村亮)や由紀(久本朋子)に言い訳をしながらソンジェを追いかけていく。ソンジェを見失った葉子は、いきなり腕を掴まれ路地に連れ込まれるが、そこにいたのは金田だった。

=第9話 6月9日(木)=
 葉子は、金田に路地に連れ込まれて再び金銭を要求されるが、キッパリと断る。再び誰かに腕を掴まれてドキリとすると、今度は、見失ったはずのソンジェであった。ソンジェは葉子を連れて佳織のマンションに行き、ソンウとの思い出を語る。その後一時のデートを楽しんだ二人だったが、ソンジェは、月曜日にソウルへ帰るからもう一度だけ会って欲しいと言いながら葉子を抱きしめる。しかし、偶然その現場を志保が目撃していた。その日から葉子に反抗的な態度をとる志保だが、葉子はその理由が分からず困惑するのだった。

=第10話 6月10日(金)=
志保は、葉子とソンジェが抱き合っているのを見かけてショックを受け、葉子に反抗的な態度を取りつづける。家にも遅くまで帰らず、繁華街で酔っ払いの喧嘩に巻き込まれていたところを警察官に保護される始末。また、ソンジェに対しては、葉子とデートのヤクソクをしている日曜日に、自分と会って欲しいと告げる。
そして日曜日・・・志保が待つ場所にソンジェは現れず、葉子と一緒に江ノ島にいた。葉子は昭彦に嘘をつき、ソンジェとの別れを決意して最後のデートにするつもりで出かけたのだ。海を見ながら夢を語り合っていると、そこに突然雨が降り出してきた。とっさにボートハウスに逃げ込んだ二人は・・・。