- 「メロディー」
主人公・相沢リョウ(谷水力)は一流ミュージシャンを目指し、博多でパンクロック風の出で立ちで路上ライブをしている青年。観客はひとりもいないが、ひたすら自分の実力を信じメジャーデビューを夢見ている。ある日、東京で音楽プロデューサーをしている先輩の高橋(三好ジェームスRKBアナウンサー)と博多でお酒を飲みに行ったリョウは「お前なら東京でデビューできる!」と励まされる。その言葉を鵜呑みにしたリョウは、早速新幹線で東京へと向かうことに。しかし、まさか上京してくると思っていなかった高橋は、すでに新幹線に乗っているリョウに電話をし、新大阪で降りて、大阪の音楽事務所の時任(木下ほうか)に会うように伝える。不本意ながら大阪で下車することになり、見ず知らずの時任という男に育てられることになったリョウの運命は・・・!?
- 「マジカルミステリーツアーIN京都」
主人公・片桐さくら(うえむらちか)は広島の観光客を案内する“広島もみじツアーズ”の添乗員として働いている若手社員。しかし、ある日突然会社が倒産の危機にあることを社長(長谷川努RCCアナウンサー)から告げられた。起死回生の生き残り企画として社長は『京都老舗料亭女将体験ツアー』を成功させるよう、さくらに命ずる。そうして、広島からはるばる京都へ、社長の昔馴染みが女将をしているという料亭『月影』を訪れた。「月影」の女将(山村紅葉)に話をするも、社長のことは覚えておらず、女将体験ツアーについても、断られてしまう。しかし簡単にはさくらは食い下がらず、玄関先で「うちの会社を助けると思ってとにかく1日だけ女将体験をさせてください!」と土下座で頼み込むと、その姿を見た女将は根負け。こうして厳しい女将の元でさくらの女将体験は始まったが・・・!?
- 「KOBEの休日」
岡山のブドウ園で母と共に働く、真面目でシッカリ者の主人公・石原早希(宮嶋麻衣)。真面目ゆえに、頼まれたことはなかなか断れず、仕事ばかりの日々。ある日、妹 瑞希(澤井里依)の結婚式のため、早希は神戸へ向かうことになった。神戸のケーキ店近くの道を歩いていると、突然老婦の悲鳴が。ひったくり犯が逃げているのがみえると、早希は走って犯人に向かってタックル。そこに居合わせた荻野瞬(橋本真一)と共に犯人を捕らえ、警官に引き渡した。これが瞬との出会いであった。 瞬が再び神戸のケーキ店近くを通りかかると携帯電話が落ちており、着信画面には「母」の文字。話を聞くと先ほどひったくり犯一緒に捕まえた早希の携帯とわかり、携帯を届けに瞬は早希の元へ。思わぬ偶然から再会した瞬と早希。妹の結婚式のためだけに神戸に来たという早希を、瞬は「観光しよう」とドライブに誘う。神戸の観光地を回るうちに仲良くなっていく2人。突然訪れた早希の恋の結末は・・・!?