ドラマ30 ドラマ30『銭湯の娘!?』公式サイト 2006年1月30日(月)スタート / 放送終了



あらすじ


■第6話 2月6日(月)

「俺はこの楽の湯を売ることにした。ただし、3ヶ月待ってくれ」という六郎の言葉に、驚きつつも大金が手に入ると喜ぶユメ。しかし、「俺の娘と言うならそれらしくなれ。結論は3ヶ月間の態度を見て決める」と言われ、ユメは不承不承ながら六郎への態度を軟化させていく。そんなユメに六郎は「番台での“いらっしゃい”は相手を思う気持ちをこめることが大事。その練習にまず “パパ”と呼んでみろ」というのだ。一方、ユメにはそんな態度をとりつつも、常連客に「楽の湯を閉めないでくれ」と懇願されても六郎は聞く耳を持たない。話を聞きつけやってきた常子は、楽の湯を今すぐ売るよう六郎に迫るが、そんな常子にユメは「3ヶ月くらい待ってやれよ」と諭す。不服な常子を残しひな子(萩原舞)を呼びに行ったユメ。しかし、ひな子は高熱を出して倒れていた…。

■第7話 2月7日(火)

オッチャン(南州太郎)の孫ひな子が高熱を出し救急車で運ばれた。入院準備をしていたマリア(シャドウ・リュウ)は、釜場でユメとススムがキスをしていたと勘違いしてストライキを起こしてしまう。ひな子の病状はたいしたことがなかったが、オッチャンが心臓の検査をし、無理の利かない状態だということがわかった。人手不足の楽の湯で仕事が増えるばかりのユメは、ひな子の部屋で家族の絵を見つける。マリアの誤解を解き、ひな子やオッチャンの具合を案じるうちに、寄せ集めの家族が互いを思う様子に心動かされるユメ…。しかしそんなユメに常子は、実の子ではないのに分配金を狙っているのだろうとDNA鑑定を受けるよう迫る。そんな楽の湯に、「真中六郎のゆかりのものです」と名乗る少年がやってきた!もしや、もう一人隠し子が?

■第8話 2月8日(水)

“六郎ゆかりのもの”と名乗ったタクシ(小杉彩人)が銭湯の中を物色しはじめたころ、常連たちに囲まれた六郎は「死ぬ前に一度でいいから自分の夢を現実にするんだ」と息巻いていた。一方、すっかりタクシのペースに巻き込まれたユメ。六郎には「自由研究に来た」と言って身の上を隠すタクシに結局一日付き合わされることに。
タクシの帰宅後、彼の物らしい一冊のノートが見つかった。そこに挟まれていたのは、おさげ髪の少女二人が楽の湯の前で笑っている写真。忘れ物を届けようとタクシを追いかけたユメは、常子に無理やり引っ張られているタクシを楽の湯に連れ帰る。しかし、なんと彼は常子の子供だったのだ! やりたいことをやらせてもらえず家出した、と語るタクシを見て、ユメは「子供はもっと自由でいいんじゃないの!」と常子に写真を突き出す。味方をしてくれたユメにすっかり打ち解けたタクシは、名残惜しそうに楽の湯を後にした…。

■第9話 2月9日(木)

親友・夏子(朝比奈えり)からの電話で、海の家の申し込みに手付金30万円と連帯保証人が今すぐ必要だと知ったユメ。しかし、ユメは誰にも“金を借りたい”と言い出せず…。せっぱつまったユメは、銚子から駆けつけた夏子と共に六郎の部屋に忍び込み、通帳を持ち出そうとするが見つかってしまう。事情を話して土下座して頼むユメと夏子にほかの家族たちも加担して、六郎は渋々ながらも、ユメの給料3か月分と引き換えに30万を貸してくれることに。
結局丸1日楽の湯の手伝いをすることになった夏子。しかしそのころ、スカーレットではオッチャン、ススム、アユムも交えて楽の湯売却反対の集会が開かれていた。夏子は「うれしいっす!総長にいい家庭ができて」とユメに言うが…。

■第10話 2月10日(金)

ユメに突然「一張羅を用意しとけ」と言う六郎。そのうえ楽の湯は臨時休業。誰に聞いてもわけを教えてもらえず、しかたなくユメはレディース時代の特攻服を着て現れるが、実は行き先は墓地だった。今日はお産のときに亡くなったみずえの命日でもあり、アユムの誕生日でもあったのだ! しかし、誕生パーティーのはずが、ふとした兄弟喧嘩がもとで「みんな俺なんか生まれて来なきゃ良かったと思ってるんだろう!」と長年の思いをぶちまけるアユム。「お前のお母ちゃんは命がけでお前を産んだんだ。二度と言うな!」というユメの言葉にアユムは黙って立ち去った…。
帰宅後ユメとひな子は、近所の人たちに聞いたみずえの話をノートに書いてアユムにプレゼントした。その気持ちに感動したアユムは、またも売却を勧めに来た『まごころ不動産』の二人組を前に「楽の湯は売らない!俺が継ぐ!」と突然思いがけない宣言を!
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