第36話

裕太やルナらが修学旅行のお土産を持って木里子の病室を訪ねた。ルナのおみやげは「恋愛成就祈願」のお守りだった。
第37話

忍は木里子の見舞いに訪れ、移植の話を聞いて、思わず涙ぐむ。
第38話

木里子が再移植のために無菌室に入る前の日、陽春が見舞いに来る。木里子は陽春に宗達から聞いた紅絲線(赤い糸)の話をする。
第39話

大量の抗がん剤の投与による激しい吐き気に苦しめられる木里子。 陽春から採取された幹細胞血は早速木里子に移植された。
第40話

木里子が無菌室を出て、1ヶ月。陽春がぼた餅を持って見舞いにやってきた。が、陽春はまだ自分がどうするのか決めかねていた…。
陽春はある決意を固めるが…。
第36回(1月20日 月曜)
裕太やルナ(樋井明日香)らが修学旅行のお土産を持って木里子の病室を訪ねた。ルナのおみやげは「恋愛成就祈願」のお守りだった。ルナは陽春(猪野学)にも同じお守りを渡していた。

第37回(1月21日 火曜)
教頭の竹田(橋本千枝子)が子供たちの作文を持って木里子の病室を訪ねてきた。どれもよく書けていて、木里子の指導の成果が現れたものだった。しかし、木里子はルナの「命の神秘」という作文を周作(篠田三郎)に見せるが、自分が子供を産めないことを考えて辛くなる。

第38回(1月22日 水曜)
木里子が再移植のために無菌室に入る前の日、陽春が見舞いに来る。木里子は陽春に宗達(川津祐介)から聞いた紅絲線(赤い糸)の話をする。 一方、ルナは母親(塚本加成子)から経営する店がつぶれて借金が残り、目指していた付属中学に行けないことを告げられる。付属を目指してがんばっていたルナは木里子の病室を訪ねるが、木里子はすでに無菌室に。そこで陽春に会ったルナは陽春から励まされる。

第39回(1月23日 木曜)
大量の抗がん剤の投与による激しい吐き気に苦しめられる木里子。陽春から採取された幹細胞血は早速木里子に移植された。
それから10日間、木里子の熱は下がらず、病院に見舞いに来た子供たちは木里子の大好きな曲を合唱する。まもなく、木里子の熱は下がり、見舞いに来た陽春と会話できるほどに回復していった。

第40回(1月24日 金曜)
木里子は無菌室から出て、1ヶ月が経った。陽春が病室を見舞いに訪れて木里子を励ます。しかし、陽春はまだ心を決めかね、時間を見つけては書写に励んでいた。
そんなある日、陽春は「還俗(僧籍を離れる)」の決意をもって、宗達のもとを訪れる。
が、宗達は陽春に大きな寺からあった縁談話を断ったことを話し、陽春が継ぐのは龍雲寺しかない、副住職になって欲しいという。

晩秋のある晴れた日、約束どおりイルカを見つめる二人の姿があった。

※放送終了。ご声援ありがとうございました。