第26話

木里子が授業中、大量に鼻血が出て、救急車で病院へ運び込まれる。知らせを聞いた周作は血液内科へ。
第27話

入院した木里子は白井の診察を受け、病状を知らされる。
第28話

周作は宗達のもとを訪れ、陽春に会いたいというが、宗達は修行中には会うことが出来ないという…。
第29話

木里子は、周作に病状が進んでも他人に迷惑をかける「再移植はしない」と固い決意を話す。
第30話

木里子は病院を抜け出して、龍雲寺の宗達に会いに行く。
木里子の白血病が再発した!2度と陽春の修行の邪魔をしたくないと、死ぬ覚悟
で再移植を拒否する木里子。そんな木里子に周作は、そして龍雲寺の宗達は…。
第26回(1月6日 月曜)
木里子(小田茜)は授業中、大量に鼻血が出て、救急車で病院へ運び込まれる。
検査の結果を見て、周作(篠田三郎)は恐れていた白血病の再発だと知る。しかも、白井(石倉三郎)たちの検査で、治療しても完治することがないと言われる急性転化であることがわかり、再移植が必要だという。

第27回(1月7日 火曜)
木里子の突然の入院に、みんなは心配でならない。周作から「大事をとって2、3週間入院する」と説明される菊乃(高田敏江)だが、不安がよぎる。
白井から再発を告げられた木里子は、陽春のことを気遣って、「再移植をするなら、死を選ぶ」と周作に言う。しかし、周作には、再移植をするなら陽春に頼るしかないことがわかっていた。

第28回(1月8日 水曜)
再び入院生活をすることになった木里子は家から病室に持って来てもらったモビールを眺めながら、かつての陽春との会話を思い出す。
翌朝、周作は宗達(川津祐介)のもとを訪れた。「陽春に再びドナーになって欲しい」と頼む周作の懸命な姿に、宗達は陽春が下山できるように「暫暇書」(休暇願い)を書き、陽春が修行をする天寧寺に送る。

第29回(1月9日 木曜)
医師の安東(石本興司)の話から再移植の話が進んでいるのを知った木里子は、ショックを受ける。木里子は、周作に「再移植はしない」ともう1度、固い決意を話す。そんな中、周作は佐竹(林泰文)が、密かに木里子のドナーになれないかと検査のために採血をしていたのを知る。

第30回(1月10日 金曜)
木里子は病院を抜け出して、龍雲寺の宗達に会いに行き、陽春に迷惑をかけたくないので、周作が来ても連絡が取れないと言って欲しいと頼む。そんな彼女に宗達は「紅絲線(こうしせん)」という男と女を繋ぐ赤い縁の絆の話をして、二人が赤い糸でつながれているなら、ゆく道は決まっている、という。
そんななか、暫暇願いを得た陽春が、龍雲寺に戻ってきた。