今週も天寧僧堂です。今回は美術さんに注目です。
山門にいたる階段の手すりはわざわざ金属製のものを外して縄に。禅堂の手前にある屋根つき手水(手や顔を洗うところ)は、もともと水道だけがあったところに美術さんが作った力作です。
(制作日誌10月10日、31日参照)
第6話

木里子(小田茜)は托鉢から戻ってきた陽春(猪野学)と天寧寺の山門で再会するが…。
第7話

年が明けて2002年1月10日。陽春は、〃雲水の生命取り〃とまで言われる、1週間続けて坐禅を続ける厳しい修行に入った。
第8話

ちづると真が、生後5カ月の赤ん坊・麻友を連れて忍のところにやって来た。
第9話

木里子は「かたつむり」で、佐竹とばったり出会い、帰りがけ、佐竹から「今度の日曜に、龍雲寺へ行きませんか?」と誘われる。
第10話

陽春は、木里子の面影を消そうと苦しい修行の日々を送っていた…。
陽春を天寧寺へ尋ねた木里子だったが、修行中の陽春とはほとんど話はできなかった。
一方、明石焼き屋「かたつむり」の忍のところに生後間もない赤ん坊がやってきて…。
第6回(12月2日 月曜)
木里子(小田茜)は托鉢から戻ってきた陽春(猪野学)と天寧寺の山門で再会 する。しかし、修行中の陽春は寺の中へ去る。失意の木里子が帰ろうとすると、 追いかけてきた陽春が「来年の3月の龍雲寺の法要で会いましょう」と告げて走 り去る。 一方、麻生家では、周作(篠田三郎)に思いを寄せる戸ノ山(楠見薫)が、成 田婦長(衣通真由美)にジェラシーを募らせ、荒れ気味。佐竹(林泰文)が基生 (土肥徹平)とともに麻生家を訪れるが、木里子がいないのを知り、残念がる。

第7回(12月3日 火曜)
年が明けて2002年1月10日。陽春は、〃雲水の生命取り〃とまで言われ る、1週間続けて坐禅を続ける厳しい修行に入った。 その頃、木里子は定期的な血液検査を受けに病院に行き、周作が来月に学会の ためにボストンに行く事を知る。 一方、忍(尾崎麿基)の元に、裕太(窪田翔太)の母・ちづる(みやなおこ) の使いと称する真(福田賢二)が訪れて来る。ちづるとの関係をはっきり言わな い彼の態度に、忍は嫌な予感が…。

第8回(12月4日 水曜)
ちづると真が、生後5カ月の赤ん坊・麻友を連れて忍のところにやって来た。 「2人で熱海の旅館に住み込むので、1カ月経ったら引き取りに来る」と、ちづ ると真は麻友を強引に置いてゆく。 忍の明石焼きの店「かたつむり」が臨時休業しているのを知って、心配する木 里子たち。困った忍は龍雲寺の宗達(川津祐介)に相談に行くが、「子育てがで きるのも仏の慈悲」という言葉に、忍はしばらく麻友を預かることにする。

第9回(12月5日 木曜)
忍から事情を聞いた木里子は、麻友の世話のお手伝いをしようと、決心。さっ そく家から乳児用の食べ物などを忍のところに持って行くと、佐竹とばったり出 会う。そして、2人一緒に店を出ての帰りがけ、佐竹から「今度の日曜に、龍雲 寺へ行きませんか?」と誘われる。 一方、ルナ(樋井明日香)の家庭では、父・俊也(藤本幸広)の会社が倒産の 危機。母・美幸(塚本加成子)との口論が始まっていた。

第10回(12月6日 金曜)
陽春は、木里子の面影を消そうと苦しい修行の日々を送っていた。 一方、「かたつむり」では忍や戸ノ山が麻友の世話に四苦八苦。菊乃も様子を 見に来る。 日曜日、木里子は佐竹と一緒に、久々に龍雲寺の宗達のもとを訪れる。3人が 話しているところに、たまたま陽春から宗達への電話が入る。木里子は、それが 自分に向かって歩み始めた陽春の足音のように思えて、ときめきを感じるのだっ た…。