( ΘェΘ)<ゲストさん、インタビューでぇ〜す

「パンダが町にやってくる」では、劇中の音楽に80年代〜90年代のヒット曲を使っています。このきっかけとなったのが、2007年4月25日にリリースされた『R35 Sweet J-Ballads』というCD。発売以来70週にわたり、オリコンウィークリーランキングにチャートインし続け、累計売り上げ枚数120万枚を突破!J−POPコンピの歴史に金字塔を打ち立てました。ドラマでは、このR35(35歳以上限定)に当たる80年代〜90年代の8つのヒット曲をピックアップ。毎週、その曲が劇中で流れるとともに、アーティストの方にも、ヒロイン若菜翔子がDJ如月奈々として担当するラジオ番組「ムーンライト・キッス」に出演してもらっています。
このページでは、アーティストの方に、曲が発売された当時を振り返ってもらい、その曲への想いと印象的な思い出を語っていただきました。

第1週(11月5日放送)のゲスト
渡辺美里さん
「My Revolution」 (1986年1月発売)

渡辺さんの収録が行なわれたのは9月15日、大阪城公園内の大阪野外音楽堂で恒例の夏の単独野外ライブが行なわれた翌々日でした。昼前にスタジオ入りした渡辺さんは、疲れも見せず、ドラマの深夜ラジオのイメージにあわせてか、スパンコールが輝く黒のブラウスに黒のベルベットのジャケットという衣裳で登場。ラジオブースで村上さん扮するDJ如月奈々と10月8日に発売されたセルフカバーアルバム「dear my Songs」について語るというシーンの収録に臨みました。

これがテレビドラマデビューとなる渡辺さんは、収録後「ライブとは違う汗をかきました」。これまで、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』、『ハンサム★スーツ』、アニメ『ドラえもん』と、すべて本人役で出演。本人役が4回目となる今回は、「私は渡辺美里役から脱せられないのだろうか」と、ちょっぴり物足りなさを訴える渡辺さん。セリフも「ご自由に…だったし、私としては夏目雅子さんの『なめたらいかんぜよ!』のようなセリフが回ってくるように頑張りたいですね」と、女優に向かって前向きな発言も…。
デビュー23年、「My Revolution」は、「まだ曲の名前がつく前に、ラララ〜と歌ったときに、体に電気が走りました。ぞくっとして。運命の曲だと思いました。皆さんから大事にされて、大きく育ってくれた曲だと思います。出会った時は、10代だったんですが、20代、30代、40代と歌って来て、それぞれ自分に響くところが違いますね。皆さんもそれぞれのドラマとともに、聞いてくださればいいですね。楽曲としては難しい曲ですが、コンサートで歌うたびに好きになります」。
そんな渡辺さんが今、ご自分で響くところは、「“たったひとりを感じる強さ”の “たったひとり”がすごく響くような気がします。歌の中の情景や風景が、大人になってみて深く自分に突き刺さる部分がありますね。出会いと別れを繰り返して、また勇気がわいてくる、パワー度もアップする気がします」。
歌がリリースされた86年当時の思い出として、「私は85年〜86年に毎日放送のラジオに出ていたので、毎週、スタジオに通った“青春の道”のイメージがありますね。初めてのレギュラー番組だったので、いろんな思い出があります。なかでも85年は阪神タイガースが21年ぶりに優勝した年で。番組の生放送の中で六甲おろしが6回くらい流れて、私も一緒に歌ったりしました」。放送が終わって街に出ても優勝の喧騒が続いていて、その時の大阪の街の興奮ぶりを「音として、匂いとして、その空気感を覚えています」とか。
渡辺美里さんの出演シーンをお見逃しなく!


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