第9週のあらすじ






第35回 1月31日放送
明(村上幸平)をかばってスタジオセットの下敷きとなった華菜(菅原禄弥)。
自分の怪我より明のことを心配する華菜に羽純(国分佐智子)は思いの深さを知 る。が、省吾(清水紘治)は明に婚約の解消を申し出、容子(かとうかずこ)も 「努力しても人は愛せない」という。それでも華菜と明を結びつけようとする羽 純に、明はついに「華菜とは結婚しない。羽純のことも忘れる」という。そんな 時、羽純の父親・純也(萩原流行)が突然、帰国する…。

第36回 2月1日放送
実の父・純也の出現に動揺する羽純だったが、お互いの素直な気持ちを話すこと で、父の存在を受け入れることができた。一方、華菜は容子(かとうかずこ)に 明を絶対に諦めないと宣言する。その華菜が「右手が動かない」と言い出した。
原因は不明だったが、明は華菜を毎日見舞うようになる。そんな明に羽純は「私 も明さんのことを忘れる」と。

第37回 2月2日放送
華菜が退院することになった。羽純はリハビリを手伝おうとするが、華菜は「治 ったら明がいなくなる」と悲痛な叫びをあげる。しかし、羽純は「明のこととリ ハビリは別」と、毎日伊原家に通い出す。そんなある日、ショッピングセンター で偶然、明と出会う羽純。楽しいひとときを過ごした二人だったが、別れ際に明 は「君のことを忘れる。今までありがとう」という。家に帰った羽純は父・純也 が大切に残していた子供時代のビデオを見て…。

第38回 2月3日放送
明のことが忘れられない自分の本当の気持ちを涙ながらに奈緒(梅宮万紗子)に 打ち明けた羽純。取り返しのつかない気持ちに、明への態度も素っ気なくなって しまう。そんな羽純に純也は「一度イタリアへおいで」と誘う。そして純也は容 子と再会し、羽純を取り上げてしまったことを侘びる。一方、羽純の姉としての 思いやりを感じながらも、どうしてもリハビリを拒否する華菜。ついに羽純は 「華菜の手が治ったら、イタリアへ行く」と明に告げる…。

第39回 2月4日放送
最終回。羽純の固い決意に驚く周囲。ついに頑なだった華菜にも変化が訪れ、右 手が動かないのはウソだったと羽純に打ち明ける。そんな華菜を叱り、それでも 「よかった」と抱きしめる羽純に、華菜は素直に「ごめんなさい」ということが 出来た。容子をはじめ、羽純のイタリア行きをみんなが止めるが、羽純は華菜の 新ブランド発表会が済んだら、イタリアへ行く決意を変えなかった。
発表の日。華菜は密かにウエディングドレスをデザインしていた。それも羽純の ために。そしてその隣には明が。明は黙って羽純にローズクォーツのペンダントを渡す。2人はようやく真実の愛にたどり着いた…。