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Vol.1231
2022年12月18日(日) 放送分

市村正親[ 俳優 ]

円熟の俳優が名作舞台で体力の限界に挑む!
全力の稽古にほとばしる汗、そして家族との日々

市村正親、73歳。1973年に劇団四季の舞台でデビューして以来、今年で俳優生活49年目を迎える。ミュージカルから一人芝居まで舞台を中心に活躍してきたが、映像作品も含め仕事の幅は広い。数年先まで決まっているという舞台の合い間にも、様々な作品からの出演オファーが引きを切らない。
1992年初演で、芸術祭賞などを受賞した『ミス・サイゴン』の"エンジニア"役は、数ある主演舞台の中でも代表的な当たり役となる。2014年に初期の胃がんを患い一時降板を余儀なくされたこともあったが復帰、30年目となる今年もまたこの役を演じる。市村はこのミュージカルに出演するにあたって、必ず等身大の芝居を目指すという。年齢を重ねるのに応じて毎年、その時の自分に見合った新しい役作りをして臨む。しかし、動きも激しいこの舞台。さすがに体力の限界が近いことは本人も気づきつつある。このまま今年もやり切れるのか?番組は、そのリアルな姿を記録した。
そんな市村の心身を支えるのが家族の存在だ。ふたりの息子たちはともに育ち盛りの十代。一緒に暮らす日々が、市村の原動力だという。
今年の『ミス・サイゴン』の千秋楽を終えたその夜、家族で囲む食事の席で見せるのは、"父"の素顔でもあった。

PROFILE

1949年 埼玉県川越市生まれ。
1973年 劇団四季「イエス・キリスト=スーパースター」の端役オーディションを受け合格、デビュー。その後「オペラ座の怪人」の主役などを演じ、80年代の四季を代表する看板俳優になるも1990年に退団。
1992年 ミュージカル「ミス・サイゴン」初演。エンジニア役の評価が高く、芸術祭賞、菊田一夫演劇大賞受賞を受賞。30年目を迎えた今年も同役を演じ続ける。
2007年4月 紫綬褒章受章。
私生活では、2008年に59歳にして第一子となる長男、その4年後に次男も誕生。父として2児を育てる。
来年には、デビュー50周年を迎える。

STAFF
演出:小山順子
構成:田代裕・重乃康紀
ナレーター:窪田等
撮影:高橋秀典・桜田仁
音効:中嶋尊史
制作協力:ホリックス
プロデューサー:沖倫太朗・藤原努

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