瀬戸大也競泳

Vol.1015

2年前、22歳の時にリオ五輪「400m個人メドレー」で銅メダルを獲得した瀬戸大也。オリピックという大舞台で初出場にしてメダリストとなった瀬戸だが、それは4年後の東京五輪で金メダルという最高の輝きを手に入れるための覚悟の日々の始まりでもあった。
大学を卒業後、文字通り「身を固める」決意をした瀬戸は去年、元飛び込みの日本代表選手だった馬淵優佳さんと結婚。瀬戸の日々の栄養管理を含めた全面的なサポートをするために妻は競技を引退した。肉の選び方から脂質の落とし方、フルーツの切り方。試合の時期に合わせた調味料の使い方までを徹底的に学び、まさに「夫婦一丸」で競技人生を支え始め、更には今年6月に待望の第一子長女の優羽（ゆわ）ちゃんも誕生したばかり。
「もし金メダルを獲って、観客席から"パパ抱っこ～"と言われたら連れて行っちゃいそうです」と今は妄想で眦を下げる瀬戸だが、独身時代に獲得したリオ五輪の銅メダルとは異なり、家族という責任を背負ったからこその覚悟もある。
番組では、そんな新婚アスリート夫婦の日常生活に加えて、新体操の畠山愛理やレスリングの中村倫也、キックボクシングのFUMIYAやバドミントンの奥原希望など瀬戸と同じく1994年生まれの異種目アスリートたちとの夕食会などにも密着した。「リオから2年、東京まであと2年」となる瀬戸大也の24歳の夏をお伝えする。