重態の亀田(吉田怜朗)のために、森を抜け、町を探そうと決意するネットカフェのみんな。夜が明けて、一行は歩き始める。ネットカフェのビルに監禁されていた水野(渡辺海弓)は、世界が「崩れ始めている」と言う。あてもなく、進むしかない土岐(伊藤淳史)らだが、そんな中、ついに亀田は動けなくなってしまう。「死んだら、向こうで目が覚めるかも」と、おどける亀田だが、力ない。泣きはらす加藤(高橋真唯)に見守られ、亀田は…?
翌日もみんなは歩き続ける。川の音とは別の何かの音に気づき始める彼ら。水野はそれが「世界が終わる音」だと言う。その音は徐々に近づいてくる。
夜、川の近くでそれぞれがたき火を囲んでいる。土岐は亀田が話していたことを思い返していた。それはインジャンジョーの洞窟にあった黒い箱に関する、衝撃的な秘密であった。この森を抜け、土岐らはどこかにたどり着くことが出来るのか?世界が終わる音が不気味に響く。 |